真っ赤な '89 ポルシェ944ターボのホットウィールです。
今月のホットウィールの新金型でラインナップしたホヤホヤの新車。
古いポルシェなので、そんあに人気はないだろう…とタカを括っていたらトイザらスでラス1。
危なく買い損ねるところでした。
ギリでしたが手に入れられてヨカッタ。
定番の丸目ではないリトラクタブルヘッドライトの ポルシェ944ターボ 。
スーパーカーブームの時の名残でリトラクタブルヘッドライト=カッコイイの図式がずっと付いてまわるカーサン。
この ポルシェ944ターボ も然り。
でもホットウィールの ポルシェ944ターボ 、イマイチ、 ポルシェ944ターボ に見えない…。
イイ線いっているんですが、ハズしてるというか…。
まずバンパー下の厚みがありすぎる。フロントバンパー下側の厚みとサイドスカート部分が厚い。
サイドスカートはエアロが付いてる?ってくらい厚みがあります。
もちろんそれには理由があって、共用となる大きなホイールを収めるために車軸の位置を高く設定しなければならず、車高が高く見えてしまうホットウィール。
そこで車軸より下のボディを厚く延長することで車高が高く見えるのを防いでいる…と考えられます。
上から見るとリトラクタブルヘッドライトあたりはイイ感じに見えますが…
ボンネット~フロントウィンドウ~ルーフ~リアウィンドウへ…この辺のラインが平らで丸みが無く抑揚に欠ける感じです。
ウィンカーやテールランプの灯火類は印刷で再現されています。
ウィンドウはスモークではなくクリアで内部が良く見えます。
リアウィンドウからトランクの中もご覧の通り、良く見えます。
ってナゼ、聴診器が?何か製作者の楽屋オチ的な意味があるのではないかと思いますが。謎です。
シャシー裏。
フロントにフラット4を積んだ ポルシェ944ターボですからフロントからデフまでドライブシャフトがある…あれ?ホットウィールのロゴで重なってほんの少ししか再現されていませんね。
コックピットも覗いてみましょう。
ショートストロークなシフトノブが見えます。
というわけで見て参りました ホットウィールのポルシェ944ターボ 。
最近のミニカーは3Dスキャンだから出来はいいハズ…と思っていましたが、 ポルシェ944ターボ は3Dスキャンではない?というくらい出来はイマイチ。
灯火類を印刷で再現するなど、手間がかかっているようですが、造形がもう一歩って気がします。
イイ線いっているんですが、違和感が残ります。
新車だからって油断はできませんね。
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