TRD2000GTとは?
TRD2000GTの写真が出てきました!
2001年にトヨタMEGAWEBで撮影した写真です。
TRD2000GTは、名前の通り、TRDが開発したコンプリートカーで、先に発表されたTRD3000GTの弟分的な車両です。
TRD3000GTがトヨタ・スープラベースのコンプリートカーであったので、2000ccのMR2がTRD2000GTとして発表されました。
片側+3cmのブリスタータイプのワイドフェンダーが装着されたMR2は、なんと、トヨタ・ディーラーで買えたのです。
片側+3cmですから全幅はノーマルに+6cmとなりますがディーラーで新車登録時に全幅をノーマル+6cmで登録するので問題なくコンプリートカーを手にすることができます。
このTRD2000GTのエアロキットは跡付けも可能なため、車両持ち込みでTRD2000GTへ換装までディーラーで出来たようです。
もちろん、どこのディーラーでもOKということではなく、TRD指定工場でのみTRD2000GTへの換装が行われたようです。
この場合は構造変更が必要となりますが、それもTRD指定工場が行うので、ユーザーはお金さえ払えば、ノーマルのMR2をTRD2000GTへ換装できたのです。
しかもアフターサービスまで付くのですからいいこと尽くしです。
MR2にブリスターフェンダーを装着したTRD2000GT
▲ボディーカラーがレッドで分かりづらいですが+3cmのワイド化は迫力ありました。
当時は外圧で規制緩和が進んでいた時代で、天下のトヨタでもワイドフェンダーへの改造まで行っていたのです。
今は逆に規制が厳しくなってきて、結局外国からの圧力が無ければ、閉鎖的なままだということを見せ付けられます。
さて、パーツメニューは以下のとおり
- フロントバンパー
- フロントブリスターフェンダー
- サイドステップ
- リアブリスターフェンダー
- フューエルリッド
- リアウィング
- トランクフードエクステンション
- リアバンパー
注目はやはりワイドフェンダー。
ブリスタータイプなので、ノーマルのフロントファンダーを外し、ブリスターフェンダーをつけるのですが、切断などの加工が必要でディーラーが切った貼ったする改造までしていたのには驚かされます。
溶接やパテ盛りまで施すようで、普通のトヨタディーラーでは難しいということでしょう。
TRD指定工場での換装ということになったと思われます。
灯火類は純正から移植されるTRD2000GT
ウィンカーやフォグランプは純正を流用。たしかSW20のMR2はウィンカーと連動してフォグランプが外側へ光軸が可動する仕組みがあったと思いますが、そのへんの機能も受け継がれていますかね?
ウィンカー端の厚みでフェンダーのワイドぶりが分かりますね。
ホイールはTRD2000GT専用アルミホイール
エンブレムはTRD2000GTに
フラッシュで光ってしまい見づらいのですが、エンブレムはMR2ではなくTRD2000GTになっています。
古い写真が出てくると、時間を忘れて見入ってしまいますね。
いろいろ古い写真が出てきているので、ブログでご紹介するつもりまです。
▼なんと!楽天でTRD2000GTのミニカーがまだ売っていました!スゴイ!
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【追記】最近発売された1/18 TRD2000GTも楽天で買えます▼
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