東京オートサロン2020でベイルアウトしたリバティーウォークのLB-ER34スーパーシルエット スカイラインがイノモデルのINNO64-Rブランドから発売されました!
ちょっと金額がお高いのでずいぶん迷いましたが、ネット発注してしまった品。
それが今週頭に到着しました。
INNO64初のレジン製モデルという事でしたがボックスが結構重く、箱が重いの?と思いつつ、開けてみると、目に入ってくるのが、上の画像のような上から見たスカイラインLBWK“ER34”シーパーシルエットの姿。
テンション上がります!
そして重かった理由が箱から出してみて分かりました。
なんとディスプレイベースが革製でした!
赤いステッチはダミーではなく本当に縫ってあるホンモノ。
さすが、お高いモデルだけありますね。
1/64スケールなのに存在感が違います。
ベースの話ばかりで本体のミニカーはどうなんだ?というところですが、お高い値段でも購入を決めたのはイノモデルだから。
やはり過去、手に入れたイノモデルを見ていればクオリティーの高さは折り紙付き。
で、今回のINNO64-Rの日産スカイラインLBWK“ER34”シーパーシルエットはどうか?といいますと…いや聞くまでもありませんよね、ご覧の通りイイ出来です!
3Dスキャナー使用してるでしょうから出来がイイのは当然かもしれませんが、1/64スケールの落とし込みの妙はさすがイノモデルです。
気になる点といえば東京オートサロン2020で展示された実車より、ややフロントのスポイラーが長いかな?ってところくらい。
これももしかしたら、ショーの後、長くなっている可能性もあります。
細かい所への手間のかけ方がやはりイノモデルはスゴイ。
ヘッドライトはクリアパーツなのはもちろんユニット内部のリフレクタも再現しています。コレ1/64スケールですよ!驚きますね。
グリルとバンパー開口部のメッシュネットも網目が細かくてリアルです。
ホイールやブレーキにも注目、ホイールは11J×18インチのADVANレーシングGTで、細いスポークに描かれたロゴまで再現されています!スゴイ!
タイヤのレタリングも扁平タイヤの狭い幅に「ADVAN」としっかり入っています。
1/43スケールと見紛うばかりの細かさです。
その奥のブレーキディスクも再現、フロントのキャリパーが実車とは異なりリア側についているのが惜しい。ショーモデルではフロント側についています。
またローターのディスク面の幅が実車よりは狭い…これもショーモデルから変更されている可能性もありますから実車とは違うとまでは言えませんね。
リアウィンドウにはデフロスタの熱線表現。本数が少ないのは内部を見せるためのかと。メーカーロゴはデカールで、ひとまとめに貼られています。
内部にはイエローのロールバーが見えます…おっとドライバー側まで覆っていますからロールケージですね。
そしてコックピット内部も抜かりないイノモデル。
フルバケのシートもしっかり再現されています。
イノモデルといえば別パーツでのシートベルト再現も素晴らしいのですが、今回は実車がノーマル3点式のままなので再現無し。残念。
とはいえ、ブリッドのシートのレッド/ブラックの塗り分けも再現されています。
ホイールアーチに被るショーモデル通りの車高。
左ドアサイドのサイドステップにサイド出しマフラーが覗いています。
東京オートサロン2020での展示では詳細が分かりませんでしたが、カーサンの見立て通りNAでした。
ターボではないのでトミカスカイラインシルエットのようなアフターファイヤーは見られないでしょうが、リバティーウィークの動画ではマフラーから瞬間的には火が出ていますので意図的に燃調をいじって出やすくしているのかもしれませんね。
ヘッドライトがクリアパーツというのは先程書きましたが、テールランプもクリアパーツ。ボディカラーと似ていますが少し色が違うのでクリアパーツとわかります。
箱が立派なのは最初に書きましたが、こちらがその箱。
厚い紙製で表面に繊維状の模様がついています。
ボックス上部に「INNO64-R RESIN」とあります。
もちろんINNO64-Rの「R」はレジンのRですね。
ふたを開けますと手前の部分は開くようになっており(硬いので無理に開きませんでした)、初めて見るのはミニカーの上部。
この開けた瞬間の感動はさすがイノモデルといったところです。
内側にもロゴが印刷されています。
さすがお高いINNO64-Rの日産スカイラインLBWK"ER34"スーパーシルエットです。
で、取り出すと革のディスプレイベースにリアルステッチの高級な台にクリアケースが付いていたINNO64-Rのリバティウォーク日産スカイラインLBWK"ER34"スーパーシルエットが現れます。
ネームプレートの質感も高く、ミニカーともども満足のいく品です。
ボックス背面に「Model-car making is an art itself」=「モデルカー作りは芸術そのものです」という言葉が。
イノモデルのミニカーづくりへの想いが語られているいいボックスです。
最後は箱の話ばかりになりましたが、箱もミニカーもクオリティ高い良い商品でした。
値段は高い(5000円チョイくらい)ですが、トータルでコスパは高いミニカーです。
▼関連記事はコチラ
イノモデルの1/64スケール、ロケットバニー日産S13シルビアV1とパラゴンのLB-WORKS×BMW i8【INNO64&PARA64】