クロームブルーが美しいイノモデルの1/64ミニカー、NSXのロケットバニーV2エアロです。
SEMAショー2014で展示された車両そのものをミニカーにしたイノモデル。
ド派手なTRA京都のロケットバニーエアロというだけでもイイ!のにクロームブルーは美し過ぎます。
実車もクロームブルーで、まんまショーモデルをスケールダウンしたかのようです。
ご覧ください。
これが1/64スケールのミニカーですからね。
カーサン中ではイノモデルのクオリティーは、ほぼ最高。スケールを感じさせない再現度は毎回驚きます。今回も出来に文句ナシです。
1/64スケールのミニカーでスケールを感じさせるとするとメタリック系塗装の粒子が実車より荒い(これは仕方がないですし、イノモデルのメタリック塗装をカーサンはまだ手に入れたことがない)ことが挙げられますが、今回はクローム仕上げという事で、そこも気になりません。
ノーマルと明らかに違うNSX NA1 ROCKET BUNNY V2 AERO。
ロケットバニーという事でブリスターではないオーバーフェンダーに目が行きがちですが、注目は前後バンパー。
フロントバンパーはバンパー、ボンネット、フロントフェンダー上部が一体成型。
しかも前ヒンジで前方にガバっと開くカウリングタイプです。
リアは単なるバンパーレスに見えますが、バンパーレスに見えるエアロが装着されています。
バンパーを外しただけでは得られないスムーズなラインが、今回のNSX NA1 ROCKET BUNNY V2 AEROの見どころ。
ショーモデルなのでフロントウィンドウにびっちりステッカーが貼られています。
フロントバンパーのカナードが、やや1/64スケールを感じさせますが、良く再現した!と褒めるべき。
リアセンターにデュアル出しのGReddy製マフラー。細身の出口がNAらしい甲高いエキゾーストノートを期待…と思いましたら、何と実車は幻のGruppe M製ス一パーチャージャーがボルトオン。え?この細いマフラーでは厳しくないですか?
当然、エンジン本体も手が入りのNAのピストンをローコンプ・ピストンに変更、AEMエンジン・マネージメントシステムを導入して365馬力を発生しています。
今回のINNO64、NSX NA1 ROCKET BUNNY V2 AEROは横から見るのが一番ヌメヌメしたクロームブルーを感じさせてくれます。
6666(Four Six Customs=フォアシックス・カスタムズ)のロゴも入って2014年という年代を感じますね。
ホイールはエンケイとの共同開発の6666ホイール。カラーはサテンブラックです。
LEDウィンカーは丸い穴が横に並ぶロケバニらしいデザイン。
リアデッキのダックテールスポイラーはトランクフードと一体でスムーズな仕上がりです。
実車ではGTウィングを支えるステーがフードとウィングをつないでいますが、再現されていません。惜しい。
バンパーセンターのTRA京都のURLの小さな印刷の解像度の高さに驚きますが、GTウィング裏側のアメリカのサスペンションブランド、「STANCE」のロゴ再現にも驚かされます。
シャシー裏にはディフューザーが回り込む独特なビジュアル。
同じイノモデルの「INNO64の1/64ホンダNSX-R GT改 BLACK CHROMEをレビュー」のNSX-GT改とは違う見た目が面白いです。
イノモデルといえばコックピットの再現も注目点。
今回は何と、ブリッドのロゴが印刷されたカーボン製バケットシートが奢られていました!そして別パーツでタカタ製シートベルトが見られます。
実車は左ハンドル北米仕様のACURAですが、イノモデルは部品共有で右ハンドル仕様。実車ではパーソナル製ステアリングが装着されていますがミニカーではノーマルですね。
コックピットパーツはノーマル故、エンジンのスーパーチャージャーは再現されておりません。残念!
今回お気に入りのリアフェンダーのヌメヌメ。
美しいですね~買ってヨカッタ!
前に手に入れたINNO64 NSX-GT改と並べてみました。
クロームブラックも改めてみると、やはりイイ。
リアバンパーがレスと同等のエアロデザインという事と、ホイールがハイトの低い17インチという事もあってテールのオーバーハングが違って見え、全長が短く見えますね。
2台の方向の違うNSXを手に入れられて本当にヨカッタ。
買って損無し。しばらくデスク上で目の保養させて頂きます!
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