トミカプレミアム・アンリミテッド06にラインナップされた西部警察マシンRS-1です。
カーサン世代には堪らない西部警察マシンの人気マシンです。
カーサンの前に並んでいた親子は05の「名探偵コナン RX-7(安室透)」を仲良く1台ずつ購入されていました。
そうですね、若いお父さんも世代的にはコナンのほうですね。購入層が年代でクッキリ分かれた感じ。
西部警察世代の方々には説明不要ですが、若い世代の方に簡単に西部警察の説明を。
警察モノのドラマで、前半は地道な捜査、後半にカーアクションをメインとした捕り物が行われ、ハリウッド映画並みにクラッシュ、爆破のド派手な演出で人気となりました。
今では考えられない国会議事堂に向けて装甲車を走らせるという撮影も子供心に強く印象付けられましたね。
そんな西部警察のパートⅢの途中から登場したマシンRS-1がトミカ・アンリミテッドで登場です。
トミカですから出来の方は、ナカナカよく出来ています。
ちょっとサイドウィンドウが小さい…くらい。
実車ではAピラーとフロントフェンダーの接続部よりドア上部のラインが低くなるのですが、そこが再現されていないためと思われます。
FJ20型DOHC直列4気筒エンジンをターボで加給するFJ20ETはノーマル190馬力に対し、このマシンRS-1は280馬力を発生。
エンジンルームを見ますとアクセル製イグニッションコイルとハイテンションコードに変わっているくらいでノーマル然としています。
考えられるカスタムといえば、2.1リッター化、ブーストコントローラーでブーストアップくらいでしょうか。
シャシー台で計測するわけではありませんし、サーキットでタイムアタックをするわけではありませんので、劇中車として設定上の280馬力と思われます。
最高速度250km/hで、一本出しマフラーに装備されたアフターバーナーを作動させると265km/hに達するそうで、セロヨンは13.5秒、0-100km/h加速はノーマル7秒ほどに対して6.1秒と当時驚くべき性能だったようです。
エクステリアでは純正エアロ「AD three」のストリーム・スプリット(Cピラー)、フェンダープロテクラー、マッドガード、リアウィンドーバイザーが装着。
更にFET極東のトータル・エアロダイナミック・デザインを謳うブランド、「エアロクラフト」のフロントバンパー、そして特徴的なボンネット両サイドのフェンダースポイラーとも呼ばれるエアスプリットもFET極東の「エアロクラフト」製。されています。
エアロクラフトはアフターパーツブランドで市販されていたので、かなり売れたようです。
ボンネットにはエアスクープ、ルーフには流線型にデザインされたFET極東エアロクラフト特注のワンオフのパトランプが付きます。
中央のブルーの部分は当時としては珍しいキセノンランプが採用されていて驚き。
更に驚くべきは20mm2連装機銃が装着されるという楕円形のモールド。
警察とは思えない武装が格納状態で再現されています。実車ではココがせりあがり、上下23度可動できる機銃が現れます。
ホイールはエンケイのメッシュ4で、きちんと塗りわけされていてイイ。
因みにタイヤはブリヂストン・ポテンザRE91でフロント205/55-16、リアは225/50-16です。
このサイドビューでフロントフェンダーからドア上部のウィンドウモールのラインが一直線なのが分かりますね。ここが一旦下に下がってリアフェンダーへ繋がれば文句ないのですが…惜しい。
実車同様、ナンバーは「品川59 た 35-29」
FET極東のエアロクラフトのフロントバンパーはフォグランプ内蔵で今見ても凝ったデザイン。内蔵されるフォグランプはマーシャル製で、トミカではシルバーの塗りで再現。その内側に円型赤色灯が付いています。
リアバンパーもFET極東のエアロクラフトのスプリットスポイラー。
マフラーが一本出しで、劇中設定ではアフターバーナーが装備されていて作動させると、ここから火を噴きながら加速します。
シャシー裏。マフラーのタイコと出口のみシルバーで着色。
実車はカッター部分が出口側の直径が大きくなっていますが、トミカでは再現されず。
助手席のコンソールも再現されたトミカ・マシンRS-1
コックピット内部も何となく再現されています。助手席を排除してコンピューター機材が載っているのですが、残念ながらノッペラボー。
しかし、コルビューのシートは柄まで再現。よく見るとシートと実車ではナルディとなるハンドルが着色されています。
意外と芸細かいです。
因みに実車ではシートベルトは4点式でブリタックス製が付いています。
ドア開閉ギミックは助手席が排除されているため、ドライバー側のみ開閉可能です。
ドアを開いて「止まれ!」って西部警察ごっこを楽しみましょう。
そういえば、カーサンは息子に「西部警察 スーパーマシンスペシャル」というトミカ・セットを持っていました。
あっちのマシンRS-1は片側だったかしら?と確認してみますと…
そちらは両側のドアが開きました。
もっとも「西部警察 スーパーマシンスペシャル」のほうは助手席アリで、コンピュータの再現もありません。金型共有部品が多いためでしょうね。
並べてみますと、アンリミテッドの方が少し大きいです。
今度比較してみるのもイイかな。と思っています。
お楽しみに!
こっちは▼プレミアついていますね。
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