1/64パンデム日産R35GT-RのMINI GTとイグニッションモデルの違いを比較

投稿日：2020年2月22日

パンデムの日産GT-R(R35)はイグニッションモデルとMINI GTの2つのメーカーのバージョンを持っているカーサン。

かたや4000円クラスのイグニッションモデル、かたや1500円クラスのMIN GT。
後から手に入れたMINI GTのPANDEM NISSAN GT-Rを購入する際は、果たして、安いMINI GT版を買う必要はあるのか？と一瞬迷いましたが鮮やかなブルーのボディーカラーにやられて購入したわけです。

結果、MINI GTのパンデムR35 GT-Rも満足のいくミニカーでしたので購入は正解でしたが、果たして、1500円のMINI GTと4000円のイグニッションモデル、どこが違うの？という疑問が湧いてきたのです。

イグニッションモデルはディスプレイべースとクリアケースが付属しています（まず、ここが違います。）のでその上にMINI GTのパンデム日産R35GT-Rを載せて撮影すれば２つを見比べられると思い、撮影したのがこちらの画像。

少し高さがあるので角度に違いがありますが、まぁまぁ見比べられると思います。

ともに３Ｄスキャンでモデルが作られているはずですのでぱっと見のフォルムにそう違いはありません。

ややイグニッションモデルのほうが小さめに見えます。

車高はイグニッションモデルのほうが低いですが、これには理由があってイグニッションモデルは完全ディスプレイモデルのためタイヤが回転しない。
対してMINI GTはタイヤが回って走行させることが出来ます。
そこの違いが車高に現れているのです。

ステッカーの違いやホイールの違いがありますが、全然違う！と感じることは普通に眺めている分には感じることはなさそうです。

では1500円のMINI GTと4000円のイグニッションモデルのパンデム日産R35 GT-Rに違いはないのか？

そんなことはありません。

では、パンデム日産R35GT-RのMINI GT版とイグニッションモデル版の違いを見て参りましょう。

上の画像で分かるのはややイグニッションモデルのほうがボディ中央部分を中心にややワイド。
フロント開口部にしろ、リアウィンドウにしろ、MINI GTと比べてイグニッションモデルのほうが少しワイドに作られています。

一番最初に違うと思うのはやはりホイールでしょう。

TE37を履くイグニッションモデルと細かめのメッシュホイールのMINI GT。
ブレーキローターも、放熱用のスリットまで再現されているイグニッションモデル。

明らかに違うのはヘッドライト。
プロジェクターの形まで細かく再現しているのがイグニッションモデルで曖昧なのがMINI GTのパンデム日産R35 GT-R。
1/64というサイズを考えればMINI GTくらいの再現度でも納得ですが、イグニッションモデルはきっちり再現。

さらに周りのモールドやエッジの立ち方はイグニッションモデルのほうがシャープ。
フロントリップの再現度にも注目です。
4000円のコストは伊達ではないところを見せつけています。

フロントノーズを見てもイグニッションモデルのモールドやエッジのシャープさが明らかに違います。
インタークーラーのスリットの細かさは1/64とは思えませんね。

そのインタークーラー、MINI GT版のパンデム日産R35GT-Rは「GReddy」のロゴ印刷があるのはポイント高いです。

マフラーカッターのシャープさやリアアンダーのディフューザーのシャープさもイグニッションモデルに軍配が上がります。

リアウィングはステーの細さや細かさはイグニッションモデルが上ですが、後発のMINI GTはリアウィング表面にカーボン地をモールドしています。

これがかなり効果的で、ご覧のとおりカーボン素材のウィングにみえますね。

最後の最後で一矢報いたMINI GTですが、そもそも1500円のMINI GT。
コストパフォーマンスはかなり優れています。

かなり近づいて細かいところまで見なければMINI GTのパンデム日産R35GT-Rで十分満足できます。

細部まで近づいてじっくり眺めたい…ということなら4000円のイグニッションモデルのパンデム日産R35GT-Rは満足いく1台。
4000円払っただけの価値を見出すことが出来ますね。

コスパを考えればMINI GTのパンデム日産R35 GT-Rですが、細部のシャープさはやはりコストを掛けたイグニッションモデル。

人それぞれ求めるクオリティは違いますので、この記事が購入の際の参考になればいいかなと。

最後は欲しかったら買う。
これでいいのではないでしょうかね。