パンデムRX-7【TRA KYOTO PANDEM RX-7】
東京オートサロン2019に展示されたTRA京都のパンデムRX-7です。
蛍光ライムグリーンが目立つFC3Sはお馴染みビス留めワイドフェンダーで迫力満点。
先のSEMAショーでトラストの現地法人GPP(グレッディ・パフォーマンス・プロダクツ)のブースに展示されたPANDEM RX-7を現地に残し、TRA京都の三浦氏によって新たに製作されたマシンです。
てっきりSEMAショーのホワイトのPANDEM RX-7のカラーチェンジと思っていましたが、いわば2号車ですね。
しかもパンデムブランドですのでワークスフェンダーではなくFC3Sには定番ともいえるブリスターフェンダーでFC3Sとのマッチングはバッチリ。
そこまでなら、今までのパンデムらしいで終ってしまいますが、フロントノーズに4連フォグランプをインストールしてラリーカーのようなイメージを追加しています。
ラリーカーのようなランプポッドではなくフロントノーズに収まるように加工した上で4灯フォグランプをインストールするやり方は斬新で目を惹きます。
4灯のうち2灯をフォグ、残り2灯をドライビングランプにするとか工夫すると峠などで役立ちそう。
公道攻めはシチュエーションの変化が大きいですからね。
1つコーナーを曲がっただけでガスっていたり、ドライビングランプがあればかなり先のコーナーの状態を確認できます。
これは実用的なアイテムですよ。
様々な車種に展開していけば、新たなトレンドになりそうですね。
そしてパンデムといえばビス留めワイドフェンダー。
リアフェンダーの張り出しは片側で実に65mm拡大し、リア10.5J-50のホイールを飲み込んでいます。
ビス留めはフェンダーに留まらず、サイドステップもビス留め。
リアスポイラーはネオレトロらしくベタッパネが装備されています。
エンジンは倉敷市の三好自動車によるブーストアップ仕様の13B-T。
中古のFC3Sをオーバーホールしてチューンしたもので、ブースト圧0.9で270馬力を発生。
インタークーラーはトラストベースのオリジナル、ラジエーターは2層タイプとし、エアインテークはトラストのエアインクスが採用されています。
ブリスターフェンダーのパンデムRX-7【TRA KYOTO PANDEM RX-7】
パンデムRX-7の4連ドライビングランプ
ラリー車両を思わすフロントノーズに埋め込まれた4灯式のドライビングランプ(クアッド ドライビング ライト)。フォグランプかと思いましたが、ドライビングランプだそうです。
パンデムRX-7のビス留めワイドフェンダー
TRA京都のパンデムブランドなのでビス留めワイドフェンダーはブリスタータイプです。
ドアサイドまでフェンダーが及んでいるのでドア開閉のためワイドフェンダーに切れ目があり、2ピ-スになっています。
ホイールはTRA京都オリジナルの6666ホイール。深リムです。
東京オートサロン版のPANDEM RX-7の情報は少ないのですが、SEMAショー版と変わりなければ、ホイールはF/9.5×17 、R/10.5×17で、タイヤサイズはF/235/40、R/255/40です。
パンデムRX-7のリアスポイラー
ベタッパネって当時は呼んでいたタイプのエアロで、リアデッキにベタ付けのダックテールタイプのリアスポイラー。
このパンデムRX-7はFC3S後期型用で、キット価格は44万4200円で、フロントバンパー 9万8000円、サイドステップ 4万8000円、フロントフェンダー 6万8000円、リヤフェンダー 8万4000円、リヤディフューザー 3万8000円、リヤウイング 6万2000円、シグナルライト 6200円、ヘッドライト 3万2000円、ヘッドライトマウント 8000円という構成です。
30年以上経過したFC3Sもパンデムエアロでネオレトロスタイル…いや今はネオクラですね…に一新するのもいいですね。
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