MINI GTとKAIDO★HOUSE(街道ハウス)のコラボミニカー、ダットサンKAIDOフェアレディZです。
KAIDO★HOUSE(街道ハウス)は、ホットウィールのデザインをしていたJUN IMAI氏のブランドで、当ブログでも「KAIDO★HOUSEとMINI-GTのコラボ!ダットサン510プロストリートOGグリーン」で、MINI GTと街道ハウスのコラボミニカーをご紹介しています。
Gノーズの付いたS30型のフェアレディZがベースで、リップ、サイド、リアの3点セットエアロにオーバーフェンダーを装着したエクステリアは迫力。
ボディ一体となったシームレスなオーバーフェンダーはかなりの張り出しで、サイドステップもそれにあわすように張り出しています。街道ハウスらしい、ほぼウィング状態のデザインですね。
そして深リムホイールの深さ…。
MINI GTのダットサンKAIDOフェアレディZ、すごいです。
MINI GT Datsun KAIDO Fairlady Zのレビュー
今回、発売された街道ハウスとMINI GTのコラボ、ダットサンKAIDOフェアレディZは2種類でレッドとブルー。
ともにダークカラーで、フェアレディZのイメージはレッドの方ですが、カーサンはブルーをチョイスしました。
とても気に入っています。
シームレスなオーバーフェンダーが迫力のMINI GT Datsun KAIDO Fairlady Z
何といっても街道ハウスコラボのMINI GT、ダットサンKAIDOフェアレディZの特徴はビス留めではないシームレスなオーバーフェンダーから始まる全体のバランス。
大きく張り出したオーバーフェンダーにツライチにするためにリムが土管のように深く奥まった深リムのホイール…普通に考えれば太いタイヤを履きたい→深リムになる→自然と大きく張り出したオーバーフェンダーになる…のでしょうが、この街道ハウスコラボのMINI GT、ダットサンKAIDOフェアレディZは逆な気がします。
まず張り出したオーバーフェンダーがイメージにあって、そこから逆算したような…そんなデザイン優先の結果ではないかと。
ウィングみたいなサイドステップのMINI GT Datsun KAIDO Fairlady Z
張り出したオーバーフェンダーに合わせると、ここまで張り出すサイドステップ。ほぼウィング状態で、そういう効果もありそうな街道ハウスコラボのMINI GT、ダットサンKAIDOフェアレディZ。
そのサイドステップに見合うようにそそり立つダックテールスポイラー。
一連のエアロが繋がるようにデザインされています。
サイドステップには「KAIDO★HOUSE」のロゴ。ルーフにはKAIDO★HOUSE(街道ハウス)を示す「街道」の漢字ロゴが入ります。
車内にはロールバーが見えますね。
ダックテールスポイラーがそそり立つMINI GT Datsun KAIDO Fairlady Z
サイドから見ると壁のようにそそり立っているのが分かる街道ハウスコラボのMINI GT、ダットサンKAIDOフェアレディZ。
オーバーフェンダーやサイドステップの大きさが見えないサイドビューではバランス悪く見えますが、完璧なデザインは面白みがありません。少し崩すくらいが特徴を生みます。
とはいえ、空力面ではかなりの抵抗になりそうですね。
そうそう1/64ミニカーでありながらウィンドウのメッキモールの再現が完璧。細かい仕事が光るMINI GT。
フェンダーミラーがシルバーで塗られていたので、折れそう?と気にしましたが、いつものMINI GT同様、柔らか素材で安心です。
細部の再現もすごいMINI GT Datsun KAIDO Fairlady Z
細部の話が出たので、街道ハウス×MINI GTのダットサンKAIDOフェアレディZの、もう1つ細部のいいところをご紹介。
ヘッドライトカバーは通常、クリアパーツのプラの肉厚がリアリティを損なってしまうことが多いですが、MINI GTのダットサンKAIDOフェアレディZでは、肉厚の少ないクリアパーツを用いた結果、実車のメッキモールのように見せることに成功しています。
価格がお高い、街道ハウスコラボのMINI GT、ダットサンKAIDOフェアレディZですが、こういう仕事をしてもらっているとお高いのも納得です。
深リムのアルミホイールのナットも細かく再現されている点にも注目。やはりホイールの再現はミニカーの出来に大きく影響しますから、イイ仕事していますねMINI GT。
MINI GT Datsun KAIDO Fairlady Zのリアウィンドウに「OPTIONS」
前後どちらから見ても迫力の街道ハウスのMINI GT、ダットサンKAIDOフェアレディZ。
ややヘッドライトのパーツの合いが悪いですが、1/64スケールですからね、そこまで求められません。
1/64だということを忘れてしまうんですよね。
ボンネットには「KAIDO★HOUSE」のロゴ。
ダックテールスポイラーには「DATSUN」のロゴが入りレーシングカー並みのタンポ印刷量です。
リアウィンドウには有名なチューニングカーマガジンのような「OPTIONS」のロゴが。サブタイトルに「AUTO SALON」とあることからも、かの雑誌の名前をモジったものと思われます。
デュアルマフラーの細さもNAのマフラーらしくてイイ感じです。
MINI GT Datsun KAIDO Fairlady Zのシャシー裏にナゾの穴
以前レビューした同じくMINI GTとKAIDO★HOUSE(街道ハウス)のコラボミニカー ダットサン510、プロストリ-トでも同じ虹色に輝くシャシーが採用された街道ハウスコラボのMINI GT、ダットサンKAIDOフェアレディZ。
「KAIDO★HOUSE」のロゴと「MINI GT」のロゴがモールドされています。
とてもキレイですね~。
フロント側に4つの大きな穴が開いていますが、何のため?と不思議でしたが、いろいろ考えた結果、どうやら、この穴は棒を差し込めるように開いているのではないかと。
何で、棒が差し込める?という答えは、このMINI GTのダットサンKAIDOフェアレディZの注目のギミックを稼働させるためなのです。
ボンネットが開くことができるMINI GT Datsun KAIDO Fairlady Z
街道ハウスコラボのMINI GT、ダットサンKAIDOフェアレディZの大きな特徴がボンネットが開いてエンジンルームを見る事が出来る!という点。
この手のギミックはボンネットを開けるのが大変で爪や工具で塗装を着ず付けそうですが、シャシー裏の穴から棒を差し込んで突いてあげれば、簡単に開くことができます。
シャシー裏の4つの穴は任意の穴から棒を差し込んでボンネットを開けるためと考えてよさそうです。
MINI GT Datsun KAIDO Fairlady Zのエンジンルーム
街道ハウスコラボのMINI GT、ダットサンKAIDOフェアレディZのエンジンルームがこちら。
直6エンジンにエアクリレスのキャブレター。
ブルーのカムカバーには「KAIDO★HOUSE」のロゴが入って、映えますね。
その脇に6つ並ぶファンネルがメッキで輝いています。
できればタコ足も再現して、ソレ、タコ、デュアルになると、もっとヨカッタ。
ところで、街道ハウスコラボのMINI GT、ダットサンKAIDOフェアレディZは、通常ボンネットが前開きなので、この角度からエンジンは見られません。
では、なぜ画像が撮影で来たのかと言いますと…。
破損?MINI GT Datsun KAIDO Fairlady Zのボンネットが外れてしまった!
なんと!街道ハウス×MINI GTのダットサンKAIDOフェアレディZのボンネットがご覧の通り、外れてしまいました…。
開けるときは気を付けたのですが、戻すときにすんなり戻らず、押したり引いたりしているうちに外れてしまった次第。
マジョレットのドア開閉ギミックをカーサンは良く壊していましたが、お高いMINI GTで、ソレをやってしまうとは…。ショック。
しかしヒンジ部分を見ると、どうやら元々、固定されたギミックでは無いようで、差し込み直すと元通り。
ヨカッタ…。
皆さんはお気を付けください。
というわけで、見て参りました街道ハウスコラボのMINI GT、ダットサンKAIDOフェアレディZ。
MINI GTとKAIDO★HOUSE(街道ハウス)のコラボということでMINI GTにしてはお高いほうですが、価格に見合う仕事をしてくれています。
ただボンネットの開閉にはお気を付けください。
▼関連記事はコチラ
当ブログのMINI GTの記事
KAIDO★HOUSEとMINI-GTのコラボ!ダットサン510プロストリートOGグリーン
KAIDO HOUSEのロゴ!ホットウィール'70トヨタ・セリカ
ニッサン・スカイライン2000GT-Xのホットウィール・ワイルドスピード・プレミアシリーズ”ファスト・リワインド”