油断していたら未来がソコまで来ていました。
常々、最近の車のデザインに嘆き、21世紀を感じさせる車はいつでてくるのか…とコトあるごとに口にしていたカーさんですが、以外とすぐソコまで来ていたのかもしれません。
それがGLM-G4。
こちらの動画でご覧下さい。
GLM-G4 Concept Movie from GLM on Vimeo.
京都大学の学生が設立したベンチャーが元となったGLMから生まれた次世代のスーパーカー。
もちろん内燃機関ではなくEV。次世代ですからね。
注目はスペックよりデザイン。
オランダのデザイン・ハウス、サヴェージ・リヴァーレ社がデザインしたというG4。
このためにデザインというよりはサヴェージ・リヴァーレ社がG4を作っていて、GLMがサヴェージ・リヴァーレ社の株式を取得してEVとして開発を進めることになったというデザインありきの車。
日本のモノ作りの考え方は技術があって後からデザインというもので、それではカッコイイ車は出てこない。
今回のG4はデザイン優先。EVは後からついてきたということ。
さて、そのGLM-G4ですが、
EVではありますが、スーパーカーとしての資質を備えております。
一番はドア。跳ね上げ式のドアはガルウィングを髣髴とさせ、スーパーカー足りえるビジュアルを演出しています。
スタイルは好みが別れるところとは思いますが、デザイン的に面白い試みが見られてこちらもスーパーカーらしい。
上下で分割されるようなキャラクターラインはボディーを1周し、途切れることが無い。
そのキャラクターラインが昔の映画「トロン」を思い出させるような矩形デザインで未来を感じさせます。
サイドビューは意外とデップリとしていてボリュームがあり、鈍重そうではありますがそこからリアに廻りこむと、バンパー下がディフューザーっぽく切れ上がっていて鈍重なイメージを打ち消しています。
フロントフェイスがコンセプトカー然としていますが、2017年には工場が生産のため稼動するといわれていて、このまま発売される可能性が高そう。
未来的デザインで発売されるのは嬉しいですが、価格は2000万円オーバーっぽいので庶民には関係の無い車。
次世代スーパーカーですからね。
庶民が手が届くようではいけません。
かなり未来的なGLM-G4。
この調子でどんどん21世紀らしい車が発売されるといいですね。