前にガチャで手に入れていたKPGC110ケンメリGT-Rのミニカー…いやプラモデルといったほうがいいかも。
ガチャなのにパーツをランナーから切り離して組み立てるのですから、これはもう立派なプラモデルです。
パーツはこれで全部。
ボディは組み立てから塗装まで完了しているアオシマの楽プラみたいな感じです。
塗装しなくていいのはラクですね。
しかし…
ガチャですから部品が小さい!
1/72スケールでハンドルも再現されているので、パーツの小ささは想像以上です。
これ↑なんだか分かります?
フェンダーミラーなんです。F-TOYSの1/64のドアミラーも断念するのに、1/72のフェンダーミラーなんて付けられるわけがない。
というわけでフェンダーミラーの装着は最初から諦めます。
ホイールはノーマルと…
ワタナベと思われる8本スポークのホイールが付属。
好きなほうを選べます。
タイヤにハメこむことで再現するのですが…これが曲者で…。
タイヤも2種類。
注目はタイヤパーツの裏側にあって、こちらはノーマル。
こちらがもう1つのタイヤ。
いかがですか?軸受けの形が違うのがお分かりになりますか?
ここにこだわりがあるんです。それは後程。
こちらが説明書。
超細かいパーツをランナーから切り離し組み立てるのですが…。
インテリアを構成するダッシュボード、ドアインナー後部座席を小さな穴とボッチで差し込むのは断念。
理由はランナーから切り離したときにボッチをバリと勘違いしてしまい削り取ってしまったこと。
ボックス形状に組むことが出来なくなり、座席を嵌めこんだだけで断念です。
組み立てた本体と組み立てられなかったパーツ。
ボッチを削り取らなかったとしてもしっかり嵌められるほどの強度はなかったとも思います。なぜなら…
これほど太い差し込みのホイールですら緩くて、ポロポロ外れます。バリのせいかな?と思いバリも削りましたが、やはり緩い。
1/72のプラパーツの限界かもしれません。
SDカードと比べてもこの小ささ。
ハメ込みで固定は無理だと思いますので接着してしまったほうが良いでしょうね。
ではインテリアとフェンダーミラーは断念した状態ではありますが、Cカークラフト日産スカイラインGT-R編の1/72KPGC110ケンメリを見ていきましょう。
出来は中々いいCカークラフト日産スカイラインGT-R編の1/72KPGC110ケンメリ。
1/72なのにヘッドライトやテールランプまで塗られスカイラインのエンブレムも印刷で再現するこだわりを見せています。
テールエンドはパーツ割が良くないのが惜しい所。
S20エンジンも再現され、エアクリボックスを赤く塗る手間をかけています。
シャシー裏もミッションケースからドライブシャフト、細かいリブまで1/72で出来る範囲で再現しています。
おや?タイヤがおかしいですね~。あっちこっち向いています。
これがタイヤが2種類だった理由です。
1つは純正タイヤで、カーサンが装着しましたのは車高調整対応タイヤ。
純正タイヤが単なるボールジョイントの軸受けなのに対し、
車高調整対応タイヤは軸受けが楕円形になっていまして軸の中心をずらすことが出来るようになっているのです。
これにより車高を下げたり上げたりが可能となっています。
画期的なシステムですね。
上画像が車高を上げた状態、下画像が下げた状態です。フロントはおさまりが悪くあまり下がりませんでしたが、リアは結構下がります。
ボールジョイントなので鬼キャンも可能です。
フロントも鬼キャンにするとかなり車高が下がりますね。
ホイールはやはり緩くて、上の画像撮影時にはリアホイールを紛失してしまっています。
こだわりは感じられるのですが1/72の精度では、無理があったかと。
しかし、ガチャってことを考えるとすごく意欲的。
形状も良く再現されていますし、塗りも細かいところまで行われ、ボールジョイントを車軸に設けて車高調整から鬼キャンまで対応できるなどアイデアもいい。
こだわりの強さを非常に感じますが、1/72スケールという小ささがネックに。
ハメ込みには塗りがあるかな~と思います。
完全に完成できませんでしたが、形にはなったのでよかったかなと。
これからトライされる方はボッチを間違って削らないようにということとピンセットと接着剤があればいいかなと思います。
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