東京オートサロン2020で展示された日産GT-Rニスモ2020年モデルです。
CARトップの定番企画、筑波タイムアタックで1分を切れなっかったGT-R MY18の雪辱を、姉妹誌GT-Rマガジンの企画で果たしたマシン。
古くからCARトップでは様々な車を筑波サーキットに持ち込んでタイムアタックをしてきました。
中にはサーキットを攻める前提ではない車も走らせていて、そういうニーズの車じゃないのに!と苦笑することもありましたが、この日産GT-R ニスモ2020モデルは、まさにそのニーズ=走り=速さ…と合致するマシンです。
2台の日産GT-R NISMO 2020モデルを持ち込んでセッティングを変えながらベストのセットを試した結果、松田次生選手が59秒361をマークした車両がこの、東京オートサロン2020で展示された車両なのです。
オプション誌などの走り屋系のカスタムカー感覚で行くと筑波1分切りは驚くことではないのですが、市販車ですからね。
しかもCARトップ歴代筑波アタックの量販車の中で1位のタイムということでスゴイことです。
もっとも先に筑波1分を切ったのはモータージャーナリストの五味康隆氏だそうで、そこから更に踏み込んだのが 松田次生選手の59秒361というスーパーラップ。
日産GT-R NISMO 2020モデルの素性の良さが分かりますね。
松田次生選手も言ってましたがレスポンスの良さが2020モデルのイイ所になっているようです。
GT-R NISMO 2020の新開発のターボチャージャーが、GT-R NISMO GT3のターボチャージャーと共同開発されたもので、タービンブレードを11枚から10枚に減らしたものだそう。
ペラの枚数が多いほうが風が当たって良さそうですが、質量を減らしてレスポンスを上げる考え方だそうで、減った風量はペラ形状で補っているということです。
あとはカーボンセラミックのブレーキが効果があったということで止まる、加速するが筑波サーキットの特性にも合ってタイムに結び付いたのでしょうね。
東京オートサロン2020は、凱旋には丁度いい舞台となったでしょう。
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