TOYOTA TS020 GT-ONE Front view
2016年のルマンも近づいてきましたね。TS050 HYBRIDで挑戦するトヨタも順調なようで期待が高まります。
さてさて、ずっとオートサロン2016の車両を記事にしてきましたが、ふと古いデータをみると昔々にお台場のメガウェブで撮ったTS020の写真が出てきました。
懐かしさと、この間記事にしたTS030のご先祖様ということで掲載です。撮影は2007年。車両自体は1998年のルマンで9位完走のマシンです。
2016年のルマンに期待しつつ往年のルマンカーをぐるっと見てみましょう。
TOYOTA TS020 GT-ONE Front view
実車は思ったより小さかったTS020。F1を意識したフロントフェンダー内側の開口部が特徴に。
TOYOTA TS020 GT-ONE Front view
今、気がつきましたが、サイドミラーの位置が左右でこんなにも違うのですね。
TOYOTA TS020 GT-ONE Side view
夜間もずっと走るルマンカー。スポンサーロゴも反射素材で夜でもバッチリ認識できます。
TOYOTA TS020 GT-ONE Front view
意外とボディーに対してコックピットが大きいTS020。
TOYOTA TS020 GT-ONE Rear view
ユノディエールを意識して寝かせたウィングがルマンカーの証。
大昔はユノディエールにシケインはなく、6kmずっと直線って時代がありましたね。
セカテバ・プジョーが毎年、完走など眼中になく、その直線で最高速をマークすることだけに執念を燃やしていたのを思い出します。
確か最高速度405km/hがベストだったと記憶しています。いい時代でしたね。
TOYOTA TS020 GT-ONE Cockpit view zoom up
今のTS050に通ずるデザインで基本的にはあまり変わってないように見えます。
TOYOTA TS020 GT-ONE Rear view zoom up
TTEお得意のミスファイアリングシステムを搭載した98年バージョン。このマフラーからパンパン音をさせていたのでしょうね。
GT1規定のマシンのため、1台だけロードカーが作られたのも当時としては定番の方策でしたが、ほぼレーシングカーままで、ナンバーだけ付いたような車両で、当時何でもアリだなと思ったことを思い出しました。
さて、今年のルマン24時間耐久レースのTS050の活躍は?
期待しましょう!