マジョレットの新金型の新車、プライムモデル、ヒストリックカーエディションで発売された、トヨタ2000GTです。
ジャパン・ヒストリックといえば名の上がるトヨタ2000GT。
ヒストリックカーエディションに相応しい1台といえますね。
007のボンドカーとして知られていますが、若い世代には接点があまりない?それでも美しいボディラインは目を惹く存在です。
マジョレットでは定番のペガサス・ホワイトを模しているボディカラー。
純正色としてはソ-ラーレッド、サンダーシルバーメタリックの3色が用意されていました。
あと、2色はカラバリいけますね。
ボディ自体の出来はイイ、マジョレットのトヨタ2000GT。
惜しいのはルーフに厚みが足りないのと、Aピラーとルーフの接点が、ちょっと角が立ちすぎてるのが気になるところ。
ルーフの厚みに関しては再度ウィンドウのウィンドウモールのブラックが太すぎるのも影響しているかもしれません。
フロントアンダーがシャシーと同一成型の為、ブラックなのが残念。
フロントは車の顔ですからね、特徴的なボディラインに助けられていますが、トヨタ2000GTに見えなくなってしまうところであります。
センター出しデュアルマフラーもシャシーに薄くモールドされているだけで存在感が全くありません。
もっともマジョレットのトヨタ2000GTで問題なのはフロントノーズ。
パーツ割りもそうですが、なぜグレー?実車でメッキパーツが大半を占める部分ですからメッキでもヨカッタのでは?お高いシリーズのプライムモデルなら可能なハズです。
メッキが無理ならホワイトでもいい。実車にまったく存在しないグレーにした意味が分かりません。
せっかく版権も取っている正規ライセンスミニカーなのにニセモノ感が漂ってしまいます。
フォグをクリアパーツにするがためのパーツ割りと思いますが、もっとうまく処理できたのでは?と思ってしまいます。
しかし、埋め込みフォグの質感は、この角度で見るとイイ感じ。
副産物的な結果とは思いますが、クリアパーツの効果がありました。
既にボンネットが浮いているのでお分かりと思いますが、マジョレットのトヨタ2000GTはドアの開閉ギミックの代わりにボンネットが開くギミックがあります。
前ヒンジのトヨタ2000GTは運転席側が開きます。手前に切り欠きが付いて開けやすいのですが、マジョレットの常で硬い。
開くには力が必要で、壊れそう。ギリギリ画像の位置まででやめておきました。
中には3M型DOHC直列6気筒エンジンがモールドされています。
モールドは甘めながらキャブの再現が泣かせます。
ホイールは大きいのは共有部品で仕方なし。
ロングノーズ、ショートデッキスタイルが再現されています。
この角度ですと、フォグランプのクリアパーツはあまり効果的でない…。
対してヘッドライトのリトラクタブルのモールドはナカナカイイ感じ。
曲面に配置されるので再現が難しいのですが、良く再現しています。
問題はテールランプ。いくら何でもこの印刷はひどすぎる。
木製のオモチャの塗装みたいです。
シャシー裏はいつもの通り。分からない程度にマフラーがモールドされています。
ホワイトのマジョレット・トヨタ2000GTは今回手に入れておかないとと思ったので購入しましたが、プライムモデルの価値があったのか?
微妙です。
これで通常のマジョレットにラインナップされてきたらコストは何処に?と聞きたくなることでしょう。
カーサンは、今回限りでカラバリ無しの可能性と、カラバリが出たとしてもホワイトは今回限りと思いましたので購入しました。
もっともミニカーは欲しくなったら買いだと思いますので、欲しいのなら買う、迷っても買う。欲しくないなら買わないでイイ。
今回は買っちゃいましたネ。
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