サンダーバード・ペネロープ号FAB1。お馴染みの6輪ロールスロイスですが・・・
もちろん最新のサンダーバードTV版の6輪ロールスロイスのペネロープ号FAB1がトミカになったのです。
日本では知名度が低いですが、最新のサンダーバードは従来の実写とCGのハイブリッドとなって放送されているようです。
恐らく背景が模型(ジオラマ)による実写、あとはCGで作っているようにYoutubeの映像からは判断されます。
サンダーバード映画版でのペネロープ号はロールスロイスが大人の事情で使えなかったようで、フォード・サンダーバードが使われましたが、今回はロールスロイスが使えた模様。
元鞘におさまり、フロントにあのグリルが帰ってきました。
個人的にはフォードサンダーバードのペネロープ号が可愛かったので好きなのですが。
往年のファンは、こちらの顔がペネロープ号のイメージなのでしょう。
現行ロールスロイス・ファントムのイメージを取り入れつつキュッとすぼまった、いいテール形状をしています。
ワイドに広がったリアタイアのフェンダーから落とし込んだテールエンド形状は美しい。
キャビン形状が少しバランスを崩していますが、ソコはオリジナルのサンダバードのペネロープ号から続くキャビンを残したということで、丁度イイ落としどころかと。
トップビューでフロントのワイド感と、リアのすぼまったボディーラインが明らかに。
フロントをもう少しすぼめるともっと好み。
ここからの眺めが一番バランスが悪い。仕方のないところですが、しわ寄せはサイドで吸収しているのですね。
フロントの存在感を優先した結果なのでしょう。
ああだこうだ、勝手なことを言いましたが、もともとのペネロープ号のデザインについての話。
ミニカーとしては素晴らしく良くできています。
小さいのにフロントの存在感がすごい。破錠寸前のバランスを旨く纏めています。
キャノピーが大きくプラ部分が多いですが、しっかりとした重さもあって手ごたえ十分。
一応コックピット内部も作られています。
あんまり期待していなかったのですが、予想以上の出来でありました。
ちょっと嬉しい。
▼Youtubeでこのペネロープ号が活躍中の動画がありましたのでご覧ください。
CG人物がややコワイ。CGですからね。しかたない。
この動画で見ると、ミニカーよりフロント周りの存在感が薄い?かも。
ミニカーのほうでデフォルメしているかもしれませんね。
縮尺を小さく作るときは図面どおりではなく、デフォルメが必要となるので、やや誇張気味にフロントを作成したかもしれませんね。
サンダーバード トミカ 07 ペネロープ号
タカラトミー 2015-10-02 |
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