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ホットウィール ホンダ ミニカー

ホンダ・シビック・カスタムのホットウィールはエンジンスワップのドラッグレーサー

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ホットウィールのホンダ・シビック・カスタムです。
FFドラッグレース仕様のカスタムがされていて「異形」といっていいスタイリングをしています。

これはシビックがFFゆえ。フロント駆動のタイヤにトラクションを伝えなくてはならない所からの逆算のスタイルをしっかり再現しています。

ホンダ・シビック・カスタムのホットウィールのレビュー

1stカラーのブルーに対して、カーサンが手に入れましたのは2ndカラーのレッド。ボディカラー以外は1stカラーと変わりありません。

このホットウィールのホンダ・シビック・カスタムは、手にしてみて驚きましたが、凝った設計をしていて手間がかかっています。

まずダイキャストのボディ(レッドの部分)、キャビンと一体成型のフロントとリアのバンパー、後述するボンネット貫通のマフラー(ホワイトのプラ部分)。

シャシーと一体成型となるバンパー裏に仕込まれるターボとインタークラー(ブラックのプラ部分)。

そしてウィンドウのクリアパーツと一体成型されたヘッドライト。

と分割数を変えずに、リアリティを出そうとする姿勢が見える、設計者の熱を感じるホットウィールとなっています。

当時のEGシビックの搭載エンジンでは不可能な位置からの排気

ホンダ・シビック・カスタムのホットウィールということで、ウィンドウのリベット(ビス)がアクリル製であることを示し、フロントにドラッグ仕様のタイヤを履くためのオーバーフェンダーが目を惹きます。

同時にボンネットに穴が開いていてそこから上方排気となるマフラーが覗く趣向が目立ちます。

EGシビックのエンジンは正回転ではない時代のエンジン(エンジンの回転方向については長くなるのでネットで検索してみてください)なのでフロント側にエキゾーストマニホールド、運転席側にインテークがくるエンジン配置なのでボンネットのこの位置からマフラーを出すのは無理。

何でだ?と思いましたらネットでK24型やK20型エンジンへのスワップ(換装)されているEGシビックがあるらしく、どうやらエンジンスワップが行われていることを暗示している様子。

であれば、運転席側がエキマニとなり、この位置の上方排気が可能になります。
ホットウィールとはいえ、どんな改造がされているのか?を匂わすような造りがホンダ・シビック・カスタムへの熱の入れようを感じさせますね。

ターボとインタークーラーがフロント開口部から覗くホンダ・シビック・カスタム

で、もう1つホットウィールのホンダ・シビック・カスタムで気になるのがフロントバンパー内に収められたタービン本体とインタークーラーです。

エアクリレス、ラムエア吸い込みで男らしいタービンファンネルがフロント向き。

吸気はこれでいいですが、排気はエキマニからフロントバンパーのここまで引っ張ってきて、更に戻してボンネットの運転席側へ上方排気…は効率が悪いように思います。

この位置なら、このまま上の位置のボンネットに穴をあけて排気するか、左側フロントバンパーサイドから排気した方が効率がいい…ハズ。

考えられるとしたらノーズ近くで排気するとエアの流れを乱す…とか。

この点だけホットウィールのホンダ・シビック・カスタムの謎です。

ドラッグレーサーなのでフロントのタイヤ径が大きいホットウィールのホンダ・シビック・カスタム

FFですからフロントタイヤにトラクションがかからなくてはならないので、フロントタイヤの径が大きいホットウィールのホンダ・シビック・カスタム。

ウィンドウも運転席側は開いていますが、助手席側は閉っています。
軽量化のためと緊急時の脱出のためでしょうね。

助手席側のようにアクリル板をリベット打ちで留めてしまうと窓の開閉はできません。クラッシュでドアの開閉が出来なくなることも考えての開けっ放し。

恐らくNASCARとかでもお馴染みの内側からドライバーの飛び出し防止のネットを引っかけるのでしょう。とってもレーシーです。

ボディサイドの「ASADA RACE GARADE」は鬼籍に入られたデザイナーのRYU ASADA氏を偲ぶものでしょう。ボンネットにも「R」のロゴが入っていますね。

ホットウィールのホンダ・シビック・カスタムのヘッドライトはクリアパーツ延長ながら塗装されている?

ホットウィールのホンダ・シビック・カスタムはヘッドライトは別パーツなのでクリアパーツと思ったのですが、どうもクリアではない様子。

よーく見るとヘッドライト上部にアイラインが再現されていて、ウィンドウパーツと一体成型ながらわざわざ塗装されているようです。
ドラッグレースのレーシングカーなのでヘッドライトはレスでしょうから、クリアパーツは必要なし。しかし別パーツにしてリアリティは追及…といったところでしょうか。

いずれにしろ設計が大変凝っています。

テールランプは印刷無しですが、リアバンパーの肉抜き穴がレーシーです。

コックピットはバケットシートと消火器がモールドされたホットウィールのホンダ・シビック・カスタム

ホットウィールのホンダ・シビック・カスタムは単座式。
フルバケットシートが鎮座し、細かいですがシートベルトもモールドされています。

外された助手席にはNOSがセッティング…と思いましたが、リア側に取っ手のようなものが見えるので、どうやら消火器のようです。

上からですとボンネットの穴からマフラーが良く見えます。

ホットウィールのホンダ・シビック・カスタムのシャシー裏にはエキパイは無い

ホットウィールのホンダ・シビック・カスタムのシャシー裏から見るとフロントタイヤのワイドさが分かります。

発信する時にフロントリフトしてしまいトラクションがかかりづらいFFのホンダ・シビック・カスタムですからなるべく太いタイヤで接地面を増やしたいところ。

カーサンも昔は急にクラッチを繋いでバーンアウトなんてしていましたが、一度グリップを失うと全然前に行きませんからね。フロントのトラクション大事です。

対してリアタイヤは細くても構いません。ホットウィールのホンダ・シビック・カスタムのタイヤ構成そのままですね。

フロントリップが大きいのもフロントタイヤへのトラクション目的でしょうね。
リアのルーフスポイラーはほとんど役割は無いでしょうが、直安と整流程度かと。

マフラーがボンネットから出てしまっているのでシャシー裏にエキゾーストパイプがありませんね。

小さな車体に情報満載のホットウィールのホンダ・シビック・カスタム

さてレビューしてきましたが、ホットウィールのホンダ・シビック・カスタムは、こんな小さな車体で情報満載。

ミニカーの中には書くことが無くて困る…みたいな車がありますが、今回のホットウィールのホンダ・シビック・カスタムは書くことたくさん。

エンジンのカスタムの内容を想像したり、それによって生まれる謎があり、設計の巧みさに感心したり…。

スタイルこそ「異形」ではありますが、手に取って楽しめます。

1台は手に入れて、細かいところまでじっくり見てみると発見がある…そんなホットウィールです。


 

 

 

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