チャージ・マツダ767B
チャージ・マツダ767Bです。レプリカではなく本物のマツダ767Bです。
アパレルメーカーのレナウンのブランド、チャージのスポンサードで、オレンジ/グリーンのカラーリング。
この後継機のマツダ787Bがロータリーエンジンの出場が最後となるルマンで初優勝を果たしたのはご存知の通り。
当時はけっこう、レースシーンにアパレルメーカーがスポンサードしていて、ワコールやレイトンハウスなど華やかなレースシーンを彩っていましたね。
マツダ767Bは3台あったとされていますが、その中の1台がこちらの202号車のマツダ767B。
203号車はオークションにかけられていたようで、国内にはマツダが保存しているという1台と合わせて2台しかないのかもしれません。
マツダが保存しているのは201号車となるのでしょうね。
そういえば、昔トライデントガム/NWBのスポンサーのマツダ767Bのプラモデルを持っていましたが…あれはワークスではなくプライベーターのマツダ767Bだったような気がしましたが…。
▼再販されてましたね。カーサンがもっているのはパッケージが写真でした。
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この767Bは今はどうなっているのでしょうね?
恐らくこの状態では残っていないとは思いますが…。
今思えば、カーサンが昔サーキットで見たマツダ767Bはこのトライデント/NWBのマツダ767Bだったのかもしれません。
チャージカラーではありましたが、202,203号車とも違う感じで、トライデント/NWBのマツダ767Bをベースにチャージカラーに塗り替えたのかもしれません。
そんな感じでレプリカになった車両も多いようです。
さてナゾの多いマツダ767Bですが、前回に引き続き、各部を画像で見ていきましょう。
チャージ・マツダ767B リアウィング周り
リアカウル
ガレージスターフィールドのステッカーが貼られたリアカウル。やはり復活したマツダ767Bのようですね。
リアウィング
低くマウントされたリアウィングがルマン仕様を物語ります。
リアウィング・ステー
角度調整可能なようにステーによるマウントが選択されたらしいです。
マツダ767Bのリアサイド
リアホイール
マツダ767BのホイールはVolk racing SUPERFINE MAG。リアはかなりの深リムです。
サイド出しマフラー
整備性を上げるためにサイド出しになったというマツダ767Bのマフラー。
冷却用ルーバー
マツダ767Bのラジエーターのルーバー。ドア貫通のトンネルを展示では異物が入らないようにするためのフタと思われるパーツで塞がれていました。
3連ルーバー
マツダ767Bのサイドマフラー手前の3連ルーバー。役割は不明ですがマフラー冷却用?か。
ルマン車検合格証
ルマン出場車両の証、ルマン車検合格証が両サイドに。
マツダ767Bのコックピット
マツダ767Bのコックピットをまとめて掲載。
ルーフのインテークダクトはエンジンへの吸気用。マツダ787Bでは右サイドからの吸入となり、マツダ767Bとの違いとなっています。
そんなワケでマツダ767Bを2回に分けて掲載。
展示の関係で、8方向からの撮影は出来ませんで、資料になったか分かりませんが、プラモを作るときや3DCGのモデリングの参考になれば…と思っております。
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▼203号車ですが、楽天で買えます。
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