トップフューエル・ホンダS660 タイプRRⅡが180馬力達成!
なんとホンダS660が180馬力!
ノーマル64馬力のホンダS660が180馬力とはオドロキです。
実にノーマルS660の3倍近い馬力。
あんまり驚いたのでブースのスタッフの方にお聞きしたところ、本当とのこと。
東京オートサロン2017で展示されたときの記事「トップフューエル&零1000のS660タイプRRがハイフロータービンで135馬力!」ではハイフローターボンで135馬力を達成していましたが、モアパワーを求めた結果、ブレードを大きくしたオリジナルタービンの採用となったそうです。
トップフューエル・ホンダS660 タイプRRⅡの180ps/7000rpmというスペックを見ると、大きなブレードのタービンを回してパワーを出すので下がスカスカになりそうに思えます。
しかし、大きなブレードのタービンでも街乗りに問題なくらいになっているそうです。
街乗りOKの180馬力。
ここも驚くべきポイントです。
もちろん、オリジナルタービンだけでS660を180馬力まで押し上げたのではなく、大容量インジェクターの採用、鍛造ピストンやH断面強化コンロッド、スペシャル燃焼室加工、などエンジン本体にも手が入っています。
「トップフューエル&零1000のS660タイプZEROはストリートメインながら、タービン交換。ん?パワーチャンバーとは?」で記事にしました、パワーチャンバーも装備。
トップフューエル・ホンダS660 タイプRRⅡの一番のキモは熱対策。
油温、吸気音、排気温など、どれも180馬力を達成するには無視できない重要な部分です。
ホンダ車はただでさえ熱を持ちやすいのに、S660は軽自動車にリアミッドシップ。
エンジンルームの小ささは特筆モノです。
自然、エンジンルームの温度は上がりやすくなり、エンジンブローへと繋がります。
そこで、トップフューエル・ホンダS660 タイプRRⅡでは、水冷オイルクーラー、水冷インタークーラー、大容量アルミラジエター そしてウォーターポンプもAPJ製EWP115を採用。
冷やすことに徹底したチューニングが施されています。
最後はエアアウトレット付きカーボンボンネットで風量を確保しています。
壊れない180馬力を目指すなら熱対策は不可欠なホンダS660。
トップフューエル・ホンダS660 タイプRRⅡはそれを実現しています。
エンジンチューンについては、これくらいで、トップフューエル・ホンダS660 タイプRRⅡのエクステリアを見てみましょう。
トップフューエル・ホンダS660 タイプRRⅡ
エアロはガレージベリーのフルエアロを基本にスワンネックタイプのVOLTEX GTウィング TYPE12 SNを装着。
このウィングはミッドシップのトップフューエル・ホンダS660 タイプRRⅡには効果がありそうです。
ホイールはADVANのRG-D2でフロント7.0J、15インチ、リア8.0J、16インチを採用。
トップフューエル・ホンダS660 タイプRRⅡのエンジンフードオープン時
佇まいもいい感じのトップフューエル・ホンダS660 タイプRRⅡ。
車高がバツグンでカッコイイ。
足回りはトップフューエルオリジナルのフルオーダーのブルーダンパー 車高調キット。
エンジンフードが後方に開くS660なので大きな、しかもスワンネックタイプのGTウィングではボディに干渉してしまうのでは?と思いましたが、ご覧ください。
うまくボディを避けるよう設計されているので、問題ありません。
しかも画像でお分かりかと思いますが、GTウィングの重みでエンジンフードが自立しています。
エンジンフードの支えのアームが無くてもパカッと開いて、すぐ作業ができます。
思わぬ恩恵に預かれますね。
トップフューエル・ホンダS660 タイプRRⅡのワンオフマフラー
トップフューエル・ホンダS660 タイプRRⅡのエンジン
剥き出しになったヘッドカバーにサージタンクが印象的。
エアチャンバーが吸気温度を下げようと首を伸ばしているように見えて何だか微笑ましいです。
トップフューエル&ZERO1000のエンジンチューンパーツ
ホンダS660用燃焼室マシニング加工ヘッドや強化コンロッドセット、その奥には鍛造ピストンが見えます。
トップフューエル&ZERO1000のタービンキット
トップフューエル・ホンダS660 タイプRRⅡに搭載されたオリジナルタービン以外にもお手軽なタービンキットが用意されていました。
こちらはホンダS660用HKS GT100Rとトラストのインタークーラーのセット。
数量限定ながら工賃込みで378,000円(税別)のスペシャルプライス。
こちらはエンジンごと展示されていた、ホンダS660用オリジナル・ハイフロータービンキット。
120馬力を狙えるというタービンキットは170,000円(税別)
とS660乗りなら気になるアイテムがいっぱいだったトップフューエルのブース。
トップフューエル・ホンダS660 タイプRRⅡはS660でモアパワーなオーナーは注目ですね。
▼確認しませんでしたが、ガレージベリーのハードトップも装着されていたかも。
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