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乱人&SANOデサインの86Future Sports(ZN6)SD-2はドライサンプ3S-GTE換装の全日本ジムカーナ選手権参戦車

投稿日:2019年2月19日 更新日:

乱人&SANO design 86 Future Sports ZN6 SD-2

乱人&SANO_86_Future_Sports_ZN6_01
ご覧ください!このフロントフェイス!
トヨタ86ベースの全日本ジムカーナ選手権に参戦する予定のエアロテック・ジャパンのトヨタ86です。
乱人(RANDO)ブランドを展開するエアロテックジャパンとSANO Designのコラボレーションによる86は、まるでトヨタ86が1枚皮を被ったようなデザイン。

ヘッドライトやテールエンドはトヨタ86でそこにカパっとボディーが被さっているように見えます。

SANO DESIGNの佐野雅幸氏は、光岡自動車の出身でオロチのFRPボディワークなども担当された経歴の持ち主。
そのボディワークのノウハウが生かされたインパクトのあるデザインですね。

しかも、見た目だけのドレスアップカスタムではなく、全日本ジムカーナ選手権に出場予定のレーシングカーだというから更に驚きます。

乱人&Sano-design K-one Racingのタッグ

K-one Racingは名古屋を中心とするタイヤ&ホイールのショップでモータースポーツにとても力をいれています。オンロード、オフロード問わず力を入れていてとてもショップレベルの活動とは思えません。

トヨタ86でいえば、K-one Racing x MAX ORIDOとして織戸学選手のドライブで86レースへ参戦しています。

そのK-one Racingのジムカーナ車両のトヨタ86をベースに作り出されたのが、86 Future Sportsなのです。

エンジンは戸田レーシング製鍛造ピストンやハイカムを組み込んだ3S-GTEに換装され、HKS製GT2530タービンで中低速トルクを稼ぐ仕様。
出力は380馬力を発生しています。

注目は何といってもドライサンプ化されている点。
水平対抗エンジンから重心の高い3S-GTEになったネガを、F3のドライサンプシステムを採用したことで、低くマウントすることが出来るようになり重心の高さを解消。
さらにエンジン搭載位置を後方にオフセットし、ミッドマウントにしたことで重心を車体中央へと寄せています。

ミッションはR33用換装としジムカーナという競技にあわせクロスギヤード、ジムカーナで重要なサイドブレーキはワイヤー式と油圧式の2本立てと見た目だけではないホンモノのレース車両です。

では、乱人&SANOデサインのK-one Racing 86 Future Sports(ZN6)SD-2を詳しく見てみましょう。

乱人&SANOデサインのK-one Racing 86 Future Sports(ZN6)SD-2

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スタイリングは言うことないですね。
単純にカッコイイ。
フロントフェンダーのスキマはちゃんと空洞で空気の流れを生んでいます。
全日本ジムカーナ参戦車両ですからね。ホンモノです。

乱人&SANOデサインのK-one Racing 86 Future Sports(ZN6)SD-2のフロント

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フロントは前方に+10cm延長されています。
エッジの効いたフェンダーデザインが彫刻のようです。

乱人&SANOデサインのK-one Racing 86 Future Sports(ZN6)SD-2のリア周り

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リアフェンダーは片側で+3cmワイドに。
GTウィングはカーボン製でダックテール形状のリアデッキとともに空力に寄与しています。

ホイールはレイズ製TE37 6061。最新ホイールにタイヤはアドバンA050です。

ドライサンプ化された3S-GTE換装の乱人&SANOデサインのK-one Racing 86 Future Sports(ZN6)SD-2

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ボンネットの一部がクリアパーツになっていて、フロントミッドシップにマウントされた3S-GTEを見ることが出来ます。
ジムカーナ競技車両なので、コックピット内部は内張りが剥がされ、ロールケージが張り巡らされています。
シートはブリッドで、助手席はありません。

見た目も中身もスゴイ、乱人&SANOデサインのK-one Racing 86 Future Sports(ZN6)SD-2の全日本ジムカーナでの活躍に期待ですね。


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