高級外車やスーパーカーはラッピングされて納車される?
外車ディーラーに勤めていた知人の話ですが、高級外車やスーパーカーはラッピングされてディーラーに届くというのです。
ラッピングといってもプレゼントみたいなものではなく、国産車の在庫用モータープールでボンネットに貼られている白い紙みたいなものがボディー全部に貼られているといっておりました。
移動もエンジンをかけることなく、人力で押して移動するのだと言います。
極力エンジンをかけず、最低限のチェックをするらしいです。
お客様はメーターが進むのを極力嫌がるとのことで神経質になっているのでしょうね。
取り扱いには十分注意をはかり、傷1つ無くお客様にお渡しするといっておりました。
ソレを思い出したのは、こんな動画を見たから。
ブガッティ・ベイロンの納車風景。
おお、まさに彼の言っていたようにラッピングされてます。
さすが高級車。気を遣ってますね。
エンジンはかかっている?ようですが、その辺はディーラーの対応で違うのでしょう。
国産車ディーラーの拠点スタッフの磨きの技術
ところで、その彼も外車ディーラーを辞めて国産車のディーラーに入って驚いたのは、新車を普通に運転して移動していること。
前の勤務先ではありえなかったことにショックを受けたと言います。
もっと驚いたのはそのディーラーの拠点のスタッフの技術力。
国産車は在庫用のモータープールに野ざらしで置かれているのはご存知の通り。
やはり風雨の影響や野鳥によるキズも発生するのは当然。
そのキズを納車前にチェック。すべてのキズを磨いてキレイに修正してからディーラーの店舗へ送り出すのだそうです。
その磨きの技術がすごいらしいです。
まるで新車が工場からロールアウトした直後のようにきれいになっているというのです。
専門のスタッフが職人技でキレイに。
確かに、カーサンも新車で買ったときに
「ボディーのチェックをお願いします。」といわれて一緒にぐるりと見ましたがピカピカでしたね。
あれも磨かれたものだったのかもしれません。
大昔、車全体にペンキを喰らって磨きをお願いしたときは…
そういえば大昔に駐車場に止めておいたら、隣のビルの塗装工事のペンキが車全体に細かく付いてしまっていたことがありました。
まだ新車から半年ぐらいだったのでショックを受けたのですが、当然直してもらえることになり、ディーラーにもっていくと、「キレイに直りますよ。」とのこと。
ではお願いしますと修理をしてもらったんですが…。
あの磨き用グラインダーの丸い傷がボディー全体にビッシリ。
まだ、新車の濡れたようなキレイな反射を見せていたボディーが洗車機に入れたようになっていたことがありました。
「これ以上はムリです。」とディーラーに言われた若かりしカーサン。
仕方なく泣き寝入りです。
後から聞いたら、もっとキレイに出来たらしいですが、今みたいにカービューティープロみたいな業者もなかった時代ですからね。
物知らぬ若者には無理な話。泣き寝入りです。
あの記憶がずっとあったので磨きでそんなにきれいになるのか?と疑問でしたが、
知り合いの修理屋さんによると手間をかけて磨けば磨くほどキレイにできるといいます。
もちろんすべて手間ですから工賃は上がるでしょうが、職人さんすごいですね。
使ってるコンパウンドとか道具も違うんでしょうがディーラースタッフすごいです。
ちょっと前のお話でしたが、今もそうは変わらないんじゃないでしょうかね。
写真は東京モーターショー2005の時のブガッティ・ベイロン。
この時に市販版のベイロンの発表があったのです。
市販版ブガッティ・ベイロンのお披露目の写真ですね。
ベイロン繋がりで蔵出し。
そうそう、アオシマのグラチャンもラッピングされてましたね。
箱から出すとこんな状態です。
思いやり?が嬉しいアオシマのグラチャンコレクションでした。