昨日のトミカ発売日に発売されたマクラーレン Speedtailの初回特別仕様です。
マクラーレンのコーポカラーのオレンジで塗られています。
カーサンの思うマクラーレンのオレンジより若干赤味が強いかな?と思いますが、マクラーレンといえばオレンジ。
それがトミカの初回特別仕様になっています。
実車をカーサン知りませんでネットで調べますともう去年には公開されていたんですね。薄学薄学。
デザインはかなり未来的でイイですよ。
ウィングレスのルーフからテールエンドへ向かってスラントしていく感じはカッコイイ。
スパっと切り落としたようなテールエンドが好きなカーサンですが、スラントしていき薄くなっていく感じも好きなのです。
全長が5mを超えるロングボディで最高速重視のデザインなのは見て取れますが、まさか最高速のみを追求したモデルとは思いませんでした。
ル・マンなどのロングストレートが続くようなシチュエーションを想定しているのだと思いましたが、もっとストイックな戦前の車をもっと速くと最高速記録に挑戦していた時代のイメージ。
スピードテールの名前もそこから来ているようです。
ガソリンエンジンとモーターのハイブリッド・パワートレーンで最高出力1000馬力を発生するもエンジン形式など詳細は公開されていないようです。
2億5000万円という価格ながら限定106台の全てが予約販売で完売しているというから驚きですね。
マクラーレンSpeedtailのトミカは少し物足りない
いつもの通り、恐らく3Dスキャンによるボディはとても良く再現されていると思いますが、驚くような箇所はありません。
それはやはりヘッドライトに塗りもタンポ印刷もされていないというところだと思うのですが、これだけ細いところに塗りをするのもタンポ印刷するのも難しい。
クリアパーツを嵌めこむにも手間がかなりかかりそう…そんな3重苦からこのような仕上がりになったのでしょうが、やはりトミカとしては物足りなく思ってしまいます。
直線番長らしくロングボディーなのが分かります。
サーキットなどのコーナリングより直進安定性を重視です。
トミカのマクラーレン Speedtail で残念なところが、もう1つ。最高速のために空力の鬼と化したSpeedtailの特色であるフロントホイールのカバー、スタティック・エアロカバーがオミットされているところ。
乱流を生むタイヤ&ホイールをスパッツで覆ったり、ホイールカバーで覆ったりは昔から定番コース。
そのホイールカバーが付いていないのは…残念で仕方がありません。
トミカのホイールが共用パーツであるのは分かっていますがホットウィールのようにある程度バリエーションをもたせて似たイメージのホイールを付けるだけで雰囲気がいい。
今後も流用できると考えればディッシュタイプのホイールの用意があってもいいと思います。
ヘッドライトの手間分をホイールカバーに回したってバチは当たらないと思うのですが…。
そんなこともあって、いつもは値段以上と思うトミカですが、今回は値段通りといった感じです。
そんなマイナスばかり書きましたが、子供向けミニカーとして考えれば妥当なところ。
実車が好きだけど買えないからミニカーを買う。
それがミニカーの役割だと思います。
公開されていないマクラーレンSpeedtailのシャシー裏がみることが出来るのはミニカーならでは。
トミカのことですから実車のシャシーイメージに大差はないと思います。
フラットボトムで凹凸のないシャシー。
わざわざ刻印をフロント側に寄せてまで中央の切込みを再現していることからすると、実車もここに継ぎ目があるのでしょう。
コックピットはドライバーがセンターの3シーターの マクラーレンSpeedtail
トミカのマクラーレン Speedtailのコックピット内部。
ドライバーシートがセンターの3シーターが再現されています。
かつてのマクラーレンF1も同様のシートレイアウト、そのマクラーレンF1を凌駕する403km/hしているのだからハイパーカーと呼んで差し支えありませんね。
トミカのマクラーレン Speedtail はキャノピーはクリアパーツでオーバーヘッドコンソールがモールドされているのはトミカらしい。
実車よりAピラーが細く見えます。実車ではAピラーはかなり太くて安全確認がしづらそうです。もっとも直線番長なら左右など関係ない、サーキットでのバトルなども考えていないということでしょう。
さて、 トミカのマクラーレン Speedtail 、初回特別仕様を見て参りましたが、惜しいのはやはりフロント周りのあっさり感と、フロントホイールのホイールカバーが無い点。
トミカですから全体的な出来はいいのですが…これまでのトミカからすると物足りなく思ってしまうのはチョット贅沢ではありますね。
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