トヨタ7(474S) 前
トヨタ7(474S) 後
はい!京商フェラーリミニカーコレクション12に挑戦中ですが、東京オートサロン2016の展示車両もご紹介しないと、1年経過してしまいます。
もう2017年のオートサロンがスグそこまで迫っています。のんびりし過ぎ!こちらもお届けしていきます!
というわけで、今回は前回のプリンスR380の隣にあった、トヨタ7をご紹介です。
真っ白なボディーにブルーのラインがキレイなトヨタ7は1969年の日本カンナムに出場し川合稔のドライブで優勝したマシン。
カーサンの時代のマシンではないので詳しくは分からないのですが、ショーではよく見かける意外と馴染みのあるマシンです。
これは2代目だそうで、初代は1968年にほぼヤマハで製作されたそうです。
ヤマハとトヨタはトヨタ2000GTでもそうであったように協力関係にあり、蜜月を感じさせますね。
そんな初代の翌年に製作されたのがこのブルーのトヨタ7。
こちらもヤマハが開発の中心。
5リッターV8エンジンを搭載して530馬力を発生します。
むき出しのダフケースに左右2本出しマフラーがV型らしい。片バンクに1本両側で2本出しです。
オイルクーラーも剥き出し。
レーシングカーらしいソリッドなテールエンドです。
驚くのはウィング。
なんと軽量化のため骨組みがバルサで作られていると言います。
大きさの割りにウィングを支えるステーが細いな~と思っていたのですが、なるほど。バルサですか。
時代を感じますね。
12台製作された2代目のトヨタ7はこのブルーの日本カンナム優勝車のみが現存し、他は処分されてしまったとされます。
詳しくはトヨタ7をググルと情報が載っていますので、さらに詳しいことはそちらをご覧下さい。
レーシングカーであっても、優勝車でもないとやはり処分されてしまうのですね。
東京オートサロンに展示された無限レーシングN-ONE コンセプトも無限本社に見にいったら、処分されましたと聞いてがっくり肩を落としたものです。
昔のシティターボのワンメイクを思い出すスタイルに心躍ったのですが、解体処分。
ボディーを切った貼ったしているので、公道を走れる状態ではなかったということで、売却されること無く解体処分されたそうです。悲しい。
無限本社のショールームはカーサンのような変なことばかり聞いてくるオッサンにも、とても優しく対応してくれて近くに行ったときは寄るようにしているのですが、N-ONEは見ることが出来ず。
華やかなショーのあとは悲しい結末が待っているのです。
なるべく残して欲しいと思うカーサンでした。
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▼日本カンナムではOKとなったバルサウィング無しのバージョンはミニカーで。
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