先日のホットウィールの記事「2024年3月のホットウィール発売日とMINI GTのホーネット(タミヤと街道ハウス、コラボミニカー)」で掲載した、パンンデム787D。
ドリフトでは知らぬ者のいないマッドマイク選手が、FD3Sをベースにマツダ787Bの製作をTRA-京都の三浦氏に依頼したことで生まれたMADAZ787D(マダツ787D/ホットウィール名「マッドマイク・ドリフトアタック」)です。
当初以来のFDベースで…は実現しませんでしたが、その上をいくチューブラーフレーム(ステンレス製)によるオリジナルシャシーの専用車両が誕生しました。
TRA-京都の手による、このシャシーにオリジナルカウルを被せて2023年のマッドマイク・サマーバッシュで公開されたMADAZ787D。
エンジンは、P.P.R.E(パルス・パフォーマンス・レース・エンジニアリング)の手による3.3リッター5ローターNAペリの33B。
5-1となるエキマニからほとんどすぐ、右フロントタイヤ後方から排気する迫力のエキゾーストです。
それをフロントにミッドマウントするフロントミッドシップです。
ただ現状ではデフなどのドライブトレーンが製作中で走行できる状態にはないそうです。
パンデム787D-東京オートサロン2024展示車両(PANDEM787D)
さて、東京オートサロン2024に展示されたのは「PANDEM787D」とノーティスされたチューブラーシャシーに足回りとタイヤを装着したカウル無しのDAMAZ787D。
トータル3台製作される予定というMADAZ787Dのシャシーナンバー2号機が東京オートサロン2024に展示されていました。
Cカーさながらのリアサスペンション。アーム類が複雑な形をしています。
MADAZ787Dでいえば、延長されたルーフ部分に収まるのがこのロールオーバーバー部分。ですからドライバーは見た目より後方に着座することになります。
ステアリング周り。ステンレスパイプが美しいです。
このダッシュボードの下に3.3リッター5ローターNAペリの33Bが収まります。
フロントタイヤより前なのはローター1つ分くらいで、後はフロンタイヤの軸後方にマウントされるフロントミッドマウント。こんなに狭いところに?と思えるのがロータリーエンジンですね。
DAMAZ787Dの活躍が期待されますが、競技車両としてフォーミュラドリフトへの参戦というよりデモ走行用の車両ということらしいです。
いずれにしてもDAMAZ787Dのドリフトしている姿が早く見たいですね!
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