FN06 Version ATJ
普通のフォーミュラ・カーじゃんと思いましたが、よく見るとチョット違う。
何が違うって、エンジンからチェーンが伸びている。
なんじゃ?これは?
チェーン駆動の車ってイマドキあります?
もちろん、すぐ頭に浮かんだのは「もしかしてバイクのエンジン?」
てコト。
そこで、スタッフさんに聞いてみると、やはり、バイクのエンジンを載せたフォーミュラーカーだそう。
YouTubeなどでも隼のエンジンを車に換装しているマシンが結構アップされたりしてますね。
これはフォーミュラカーにナナハンのバイクのエンジンを載せたFN06 Version ATJというマシン。
展示車両だったエンジンレスのフォーミュラ・ニッポン参戦仕様のローラB06/51 FN06に2輪のホンダNC750Xのエンジンを載せた合体マシン。
そんなファンキーなフォーミュラカー、FN06 Version ATJを見てみましょう。
FN06 Version ATJ 後
カウルを外した状態で展示。エンジンがナイ?いえいえ750ccのホンダ・エンジンが載ってます。
FN06 Version ATJ パネル
展示されていたパネルにはカラクリが紹介されていました。
フォーミュラーカーとバイクが合体です。
FN06 Version ATJ エンジン
ナナハンのエンジンなのでちょっと小さめ。カウルを外すと、結構小さい。
FN06 Version ATJ エンジンアップ
ホラホラ、チェーンがエンジンから伸びてリアシャフトへと繋がっています。
FN06 Version ATJ 前
ローラFN06は2008年頃までフォーミュラ・ニッポンで使用されていたシャシー。
そのシャシーにバイクのエンジンを詰め込むとは面白いですね。
ATJはオート・テクニック・ジャパンという会社で2輪、4輪で研究開発をサポートする会社ということで、このような実験的なマシンの製作は慣れたものなのでしょうね。
スーパーGTのGT500参戦のチームクニミツと協力体制を取っていてATJのメカニックも参加しているようです。
スペックは
排気量が745cc、54 ps ( 39.7 kw ) / 6250 rpmのホンダパワーで666 kgのローラシャシーを加速させます。
もちろん公道走行は不可。
でも、楽しいですね。こういうマシン。