ホンダアクセス モータースポーツ部 S666 K4-GP 参戦車両 Honda Access S666
ホンダアクセスのS666です。
ホンダアクセス社内のモータースポーツ部が2017年のK4-GP500km耐久に出場したS660ベースのカスタム車両。
それがホンダアクセス、モータースポーツ部のS666なのです。
明らかに普通のS660とは違うS666に惹き付けられました。
フロントウィンドウは外され、小さなバイザーのみでルーフは取り払われ、ロールケージで保護されるのみ。
助手席はトノカバーで覆われてオミット。とてもスパルタンです。
S666の名前の由来は、徹底的に軽量化された車両重量が666kgというところから来ているといいます。
エンジンに手が加えられ、タービンを大型のものに交換し、熱対策としてオリジナルの水冷インタークーラーに交換。
ECUもオリジナルデータに書き換えられた結果、100馬力を発生。
これによりパワーウエイトレシオ6kg/psとなり、S666の命名と相成ったわけです。
そんなこんなで、小さなブースでしたが異彩を放っていました。
それでは、ホンダアクセス・モータースポーツ部のS666を詳しく見てみましょう。
ホンダアクセス モータースポーツ部 S666 K4-GP 参戦車両 前
カッコいいですね~斜めに配置されたロールケージが実にいい。
埼玉県のサイトウ・ロールケージ製です。
ホンダアクセス モータースポーツ部 S666 K4-GP 参戦車両 前
ホンダアクセス モータースポーツ部 S666 K4-GP 参戦車両 前
GTウィングもいい感じ。アグレッシブなリアバンパーがドえらくカッコイイ。
ホンダアクセス モータースポーツ部 S666 K4-GP 参戦車両 前
フロントリップはガレージ・ベリー製。カナードも付いて効果がありそうです。
ホンダアクセス モータースポーツ部 S666 K4-GP 参戦車両 前
なんといってもリアバンパーがスゴイ。Amisワンオフのマウラーの排気位置にも注目!
ホンダアクセス モータースポーツ部 S666 K4-GP 参戦車両 前
カーボンボンネットの大きなルーバー。ラジエーターからの排熱を効果的に手助けします。
ホンダアクセス モータースポーツ部 S666 K4-GP 参戦車両 前
スパルタンです!申し訳程度のバイザーを残しフロントウィンドウを排除。幌も無し。
だいぶ軽量化に貢献しているのと思います。
そして斜めのフロントバーが異様にカッコイイ。
社内部活動とはいえホンダ・アクセスという、いわばメーカーチューンの技術。
そしてボディにはトップフューエルやHKSといったS660カスタムではお馴染みの名前が並び、メーカーチューンとはいえ、部活動らしい柔軟さも見えて面白いですね。
市販化を望む声が多いのも頷けますね。
|
▼トップフューエルのS660の記事はコチラ
トップフューエル&零1000のS660タイプZEROはストリートメインながら、タービン交換。ん?パワーチャンバーとは?
トップフューエル&零1000のS660タイプRRがハイフロータービンで135馬力!
▼S660のエンジンを積んだボンネビル挑戦マシンの記事はコチラ
HONDA Sドリーム ボンネビルでクラス世界最高速記録樹立した車両【画像資料その1】なんとベースはS660のエンジン!
▼S660に関連する記事はコチラ
S660関連記事