HONDA Sドリーム(ボンネビル・スピードチャレンジ・プロジェクト) 前
HONDA Sドリーム(ボンネビル・スピードチャレンジ・プロジェクト) 後
車好きな人でボンネビルを知らない人はいないんじゃないか?ってくらい有名な場所。
「Mike Cook's Bonneville Shoot out」という最高速チャレンジを行う競技がボンネビル・ソルトフラッツという塩湖(干上がった湖にできる塩の平原)で行われます。
大体、ボンネビルって呼んでますね。
そこでなんと世界最高速度記録を樹立したのが、このホンダ Sドリーム。
ホンダ技術研究所の4輪R&Dのセンターの若手有志が製作して初出場での偉業。
素晴らしいですね。
そのスピードたるや時速421.595m/h!
驚くべきは、それをS660に積まれたエンジンをベースにしたユニットで樹立しているところ。
僅か658ccのエンジンでたたき出しているのです。
そんな世界最高速を叩きだしたホンダ Sドリームをぐるっと見てましょう!
HONDA Sドリーム(ボンネビル・スピードチャレンジ・プロジェクト) 横
ボンネビルで最高速を叩きだすのに適した形といえばストリームライナー型とよばれるこの細長い車体。
HONDA Sドリーム(ボンネビル・スピードチャレンジ・プロジェクト) 前
新幹線を思い出しますね。意外と抑揚があって空力とかスゴイ考えられているのだろうと思わせるデザインです。
HONDA Sドリーム(ボンネビル・スピードチャレンジ・プロジェクト) 前
新幹線じゃん!と改めて思えるフロントノーズ。何しろボンネビルで怖いのはスピン。
数多の車両がスピンして宙を舞いクラッシュしていますからね。フロントタイヤをしっかり押さえつけ、リアタイヤも同様。細長い車体もそのためです。
HONDA Sドリーム(ボンネビル・スピードチャレンジ・プロジェクト) 前
HONDA Sドリーム(ボンネビル・スピードチャレンジ・プロジェクト) コックピット
HONDA Sドリーム(ボンネビル・スピードチャレンジ・プロジェクト) コックピット
ドライバーは宮城光選手。この狭さで最高速度400km/hオーバーはものすごい恐怖では?
HONDA Sドリーム(ボンネビル・スピードチャレンジ・プロジェクト) コックピット
分かりづらいですが、コックピット内部です。戦闘機よりも狭い視界はそうとう狭いように見えます。
HONDA Sドリーム(ボンネビル・スピードチャレンジ・プロジェクト) エアダクト
ボディはフロントと比べて抑揚は少なく後へ空気を抜くことと小さなリアウィングへ導くためのデザインのようです。
HONDA Sドリーム(ボンネビル・スピードチャレンジ・プロジェクト) エアダクト
そしてNACAダクト。おじさん世代には響く呼び名。これが効率がいいということでしょう。小さなダクトですが、ここから660ccエンジンへ空気が導かれます。カーボン地剥き出しです。
HONDA Sドリーム(ボンネビル・スピードチャレンジ・プロジェクト) コックピット
HONDA Sドリーム(ボンネビル・スピードチャレンジ・プロジェクト) ボディ
HONDA Sドリーム(ボンネビル・スピードチャレンジ・プロジェクト) マフラー
HONDA Sドリーム(ボンネビル・スピードチャレンジ・プロジェクト) マフラー
排気量がわかる小さな排気口。その上のレッドラインには開発者と思われる方々の名前が。
HONDA Sドリーム(ボンネビル・スピードチャレンジ・プロジェクト) エンジン
これが最高速を叩きだしたs660用エンジン。もちろん手が加えられて最高出力254馬力を誇ります。
写真だと分かりづらいですが本当に小さい。しかし宝石のようなエンジンです。
そんなわけでちょっと前に青山のホンダ本社ウェルカムプラザで展示されていたホンダSドリームを見に行ってきたカーサン。
仕事がはやく終ってギリギリみることができました。
まだ後の写真がありますが、それはまた次回に。
▼楽天でミニカーが買えますね。
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▼ボンネビルといえば過去にはSAも走ってましたね。
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