改モデルカーズ・チューニング、その六
ちょっと書店で見てみたら、なかなか面白い改造がされていて興味深い。
またS13シルビアの、タミヤ、アオシマ、フジミ3社でのプロポーションの違いを比較している記事など、面白い!
というわけで初めて買ってきました改モデルカーズ・チューニング。すでに「その六」となっていますね。
プラモデルメインの雑誌ですが、掲載されている作品はどれも素晴らしい出来。
プラモデルは色塗りが苦手だったカーさん。
こんなに美しく仕上げたことなどありません。
中でもカーさんが気になったのはシルビア・ビルドオフの作例の中のダットサン180GXエクセレントと、180SXがS15世代まで進化していたら…という妄想を立体化したS15ベースの作例。
まず、ダットサン180GXエクセレントはB210サニーエクセレントのグレード名、「1400GX」と180SXの名前を合わせてダットサン180GXエクセレントとしたモデル。
フジミシルエイティと童友社のB210サニーのフロントを移植して、エポキシパテでロケットバニーワークスフェンダーを自作しています。
カラーリングはレーシーで、ホワイトベースでブルー、レッドのアクセント。
ニッサンらしいカラーリングです。
180SXがS15世代まで進化していたら…という妄想を立体化したS15ベースのモデルは、フジミのS15をベースにボンネットをタミヤのR32GT-Rから流用、テールランプはS15のものを逆さまに取り付けています。
そこへロケットバニーエアロをモチーフにしたオーバーフェンダーがスムージングされて装着。
新しい180SX像が完成しています。
S15のテールランプを逆さまにつけると180SXのテールランプに見えるのはアイデア賞ですね。
リトラクタブルランプが廃止されても細めのヘッドライトでリトラ180SXの半目イメージを引き継ぎソレっぽい。
いいですよ、このアイデア。
これは誌面でご覧頂きたい作例です。
さて、S13シルビアのタミヤ、アオシマ、フジミ各社のプラモデルの比較記事も面白いですよ。
同じS13シルビアをリリースしているのに各社違いがあって、こんなに違うの?
と驚くばかり。
今なら3Dスキャナーで実車スキャンでスケールなりのデフォルメでしょうが、S13は図面から起こしていますかね。
そうなると図面には現れないラインの違いとかがあって各社で違いが出るでしょう。
本書では、撮影角度を同じにして各社のS13の違いを比較。
寸法も測って、ホイールベースの違いなど徹底して比較しています。
面白い企画ですね。
カーさんも実車と比較してミニカーの出来などグダグダ言ってますが、そんな素人レベルではない比較で興味深いですよ。
アオシマ&スカイラインの記事も面白い。
カバーする年式は他のメーカーの追随を許さないというアオシマのキットでスカイラインの歴史を振り返っています。
ほぼニッサン一色のようですが、楽しめる誌面でした。
他にもアイデア溢れる作例がたくさん。
面白かったです。
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