GR YARIS 1st Edition(GRヤリス・ファーストエディション)の事前予約終了目前！注目はマーブル柄のフォージドカーボンルーフ

投稿日：2020年6月28日更新日：2020年7月13日

今年の東京オートサロン2020で大人気だった、GRヤリス・ファーストエディション。
今月末の2020/6/30で事前予約が終了らしいです。

WRC参戦ありきで開発販売される GRヤリスのローンチを飾るファーストエディション。
ホモロゲ取得にはGRヤリス全体で2万5000台以上、ベース車は2500台以上というハードルがありますから今後を占う意味でもGRヤリス・ファーストエディションが売れないと困るわけですね。

今回の GRヤリス・ファーストエディション限定アイテムとして…

マスタードライバーサイン	トヨタの社長のサインがフロントガラスに（レスも可）。
18インチ鍛造アルミホイール	専用色マットブラックのBBS製鍛造アルミホイールは RZ"Ｈigh performance"限定。
プレミアムスポーツシート(エモーショナルカラー)	サイドサポートのついた合皮とスウェード表皮のシートで RZ"Ｈigh performance"限定。
カーボンルーフ(マーブル柄)	フォージドコンポジット成形のカーボンルーフは RZ"Ｈigh performance"にメーカーオプション設定。

の４つが発表されています。

限定アイテムの中で注目は、カーボンルーフ(マーブル柄) でしょうね。

去年の東京オートサロン2019でエアロパーツメーカー、ヴァリスのブースに展示されたVARISマグナムオーパスR35GT-Rにも採用された新素材がフォージドコンポジット成形のカーボンですね。

チョップドカーボンとも呼ばれ、詳しくは上記リンク記事へ譲りますが、短繊維のカーボン繊維を樹脂で固めて成形したものらしいです。

成形時間、成形形状の高い自由度が特徴ですからオートクレープ成形よりは量産車向けといえます。

更に GRヤリス・ファーストエディションには予約特典がありまして、

①WRCジャパンのチケットや特別応援席など特別な体験
②メールアドレス登録で、開発秘話など、納車待ちの間のスペシャルコンテンツ配信
③GR YARIS 1st Editionオリジナルミニカー

注目は③でしょうね。プレミアものでしょう。

まぁミニカーが欲しいからといってパっと購入できる値段ではありません。
カーサンとは無縁な世界…。本体価格だけで4～500万円の車両ですからね。

因みに先行予約には台数制限はないとのことで、早めに生産台数に達して先行予約が終わってしまうという事ではなく、先行予約分の GRヤリス・ファーストエディションが全て生産されるということになるワケです。

また先行予約していないと購入できないので、あとから欲しいと言っても買えないらしいですよ。

そうそう予約には10万円のデポジットが必要となるのでこちらも注意が必要です。

またベース車の「ＲＣ」も発売されるようで、こちらは今回の先行予約とは別らしいです。

東京オートサロン2020で展示されたGRヤリス・ラリーコンセプトが、ほぼベース車となるようです。

トヨタだから売れちゃう…と思いきや、今月6月頭の段階で6000台らしいのでGRヤリス・ファーストエディションだけでホモロゲ取得可能台数には達することはなさそう。

4～500万円の車が半年で6000台と考えればスゴイことなのかもしれませんが、1年間で GRヤリス全体で2万5000台以上、ベース車は2500台以上にはまだまだ遠い…。

コロナの影響もあったとは思いますが、自動車に興味のない人が大多数となった現在では昔のように特別仕様車でポンと出すと売れちゃう時代ではないのでしょうね。

ここまでヤってホモロゲ取得できませんでしたは、あり得ないでしょうから、トヨタなら何とかなっちゃうとは思いますが…現状の数字的には厳しいですね。