書店で買えるミニカー、アシェットのル・マン24時間レース、カーコレクション。
初回から時間が経ってしまうと興味も薄れ、書店での取り扱いも少なくなっていくのが常。
実際カーサンもすっかり忘れていて、「書店で買えるミニカーhachetteのル・マン24時間レースカーコレクションの1/43マツダRX-7(スパーク)」の記事のときに思い出した次第。
その時に発売予定リストをチェックして、今回、この童夢RL-80を手に入れたわけです。
やはり仕入れている書店も少なく3件目で手に入れました。
1980年のルマン24時間耐久レースに参戦した童夢のレーシングカー Dome RL-80をスパークがミニカーにしたもの。
スーパーカーブームで発表された童夢-零の利益をつぎ込んで製作&参戦したという童夢-零 RLの翌年、ル・マンに持ち込まれたレーシングカーです。
当時アメリカでナンバー取得を模索していた童夢P-2を中断して、童夢ZERO RLの開発を行ったので、P-2はナンバー取得が叶わなかったというのは残念なところ。
ご覧の通りのロングテール仕様の童夢RL-80。
前年のDOME ZERO RLでストレートだけでも注目を集めようと一点豪華主義で最高速度に絞った設計だったRL-80は独特なデザインで印象に残ります。
車検時には無かったフロントリップのシチズンのスポンサーロゴが入っている本戦仕様。
グループ6のプロトタイプカー規定なのでオープンである必要があるのですが、ちゃっかり開閉式の蓋のようなルーフが設けられているのが前年のZERO RLの車検時に問題になったらしいです。
RL-80でも引き続き採用されていると言うことは、 バックミラーカバーと称していたのごOKとなったということでしょうね。
いい時代でしたね。さすが世界最大の草レースといわれたル・マンですね。
ウェッジシェイプといわれた童夢-零のクサビ型のデザインは引き継がれていますね。
ロングテールとは言っていますが、サイドビューだけ見ればCカーを見慣れている世代としては、いうほどに感じなかったり。
ハンドメイド感漂うヘッドライトカバーとかイイ感じですね。
難点が1つあって、恐らくミッションケースと思われるリアウィング下のパーツの再現度が低いこと。
最近の1/64ミニカーの再現度を見ていると1/43スケールならもっと再現できたのでは?と思ってしまうわけです。
実は、このリアセクションを楽しみにしていた部分があったので、取ってつけたような出来栄えに個人的に非常に残念。
ホイールの質感とか全体的には出来は良いので2500円チョイの1/43ミニカーとしたらコスパはいいですね。
もちろんクリアカバー付きのディスプレイベースが付いてきます。
しかし、特殊な三角ビスで留められているので外すことが出来ず…。
特殊なビスを使う必要ありますかね?OEMでの販売が関係しているのかもしれませんね。
箱は簡易的で、油断すると裏からミニカーが落っこちるのはRX-7の時と同じ。
冊子も表紙、裏表紙含めて8ページほどの簡単なものです。
スーパーでマジョレットを売るためのガみたいな位置づけですからオマケみたいなものですね。
そんなわけで見て参りました、アシェットのル・マン24時間レース・カーコレクションの童夢DOME RL-80。
ミッションケースのパーツ以外は概ね満足のいくミニカーでした。
楽天ではビザールのRL-81AMADAが買えますね▼
▼関連記事はコチラ
スパークの1/64マツダ787Bはコスパに優れたミニカー
SARD MC8RはMR2ベースのル・マン24時間耐久レース参戦車両【大塚家具展示車両】
サードMC8はルマン24時間耐久レースのホモロゲ取得のためのトヨタ・MR2【SARD MC8】
ハセガワ・NWBトライデント・マツダ767Bはプレジャーレーシングのプラモデルの絶版モデル
4ローター13BのドリフトマシンRE雨宮K&N D1 RE4rotor FD3S【D1グランプリ2018シリーズ参戦車両】