東京モーターショー2017　トヨタ TS050 HYBRIDは、え？レプリカ？

投稿日：2017年11月6日

TOYOTA TS050 HYBRID

トヨタのハイブリッドレーシングカー、TS050 HYBRIDです。
この間ご紹介したトヨタGR HV SPORTS CONCEPTのデザインモチーフになっている他、ハイブリッド技術のTHS-Rを搭載。

デザインと機能両方がTS050 HYBRIDから活かされているようです。
TS050は東京オートサロン2017でも展示されていましたが、あれは去年型。
こちらが2017年型のレプリカということでヘッドライトなど違いが見えます。

昨日のWEC上海６時間耐久レースではこのレプリカと同じ８号車が優勝。
そこで、このTS050 HYBRIDがレプリカだったことを知った次第。

実車ではなかったのが残念ですが、優勝したのはうれしいことですね。

それでは、東京モーターショー2017に展示されたTOYOTA TS050 HYBRIDを詳しく見てみましょう。

ヘッドライトがＬＥＤの連装タイプになってます。

レギュレーションの変更に伴い、スプリッターの高さが抑制されています。

エンジン本体というよりタービンのサイズやインペラ形状の変更でターボラグを減らしたり、モーターを更に小型化したりと細かいことの積み重ねでタイムアップを図っています。

ちょっとワゴンっぽくみえますね。前輪のモーターはアイシン、後輪のモーターはデンソーとメーカーが違うのも面白い。

カラーリングを１色にすればグランツーリスモとかのコンセプトカーっぽくみえますね。
いやコンセプトカーが空力をつめた結果、レーシングカーに寄っていっている…ってことですね。

ドアサイドのボディはＦ１のサイドポンツーンっぽい。

ミシュランタイヤにレイズのホイール。トヨタGR HV SPORTS CONCEPTのホイールがディッシュっぽかったですが、このTS050とデザインは同じですね。

リアも同じで陣のホイールで前後とも１９インチ。ウィング周りの空力デバイスも複雑ですね。

隣に展示されているGR HV SPORTS CONCEPT が注目を集めて、TS050 HYBRIDはちょっと人気が薄めでしたね。

レプリカとは気がつかずテンション上がっていたカーサンでした。