ホットウィールで手に入れるまで、その存在を知らなかったロボレースのロボバー。
最初はジネッタのLMP3マシン「G57」を電動化し自動運転の危機を積み込んだ「Devbot」で開発が進められていました。
そちらは既存のレーシングカーで見た目はいかにも加発車両という感じでしたが、ホットウィールになったロボカーは専用デザインとなった未来的なレーシングカーで登場しました。
こちらです。
まだ宙に浮いてはいませんが、デザインは未来的でイイ。
タイヤはありますが、運転席がない。
これこそがロボカーと呼ばれる理由です。
AIによる自動運転で走るレーシングカーがロボカー。
前輪のまわりに4つのライダーと呼ばれるレーザーレーダーがあって障害物を検知し、フロントとリアのカメラで状況を判断、GPSで自分の現在位置を確認しながら走ります。
4つのホイールにはモーターが組み込まれ、最大出力は300kW。
車重は975kgで、理論値では320km/hが出せるといいます。
どっちが前か後か?分からなくなるデザインはダニエル・サイモン氏によるもの。
人が乗らなくていいので、とても平べったいロボカーのサイドビュー。
2018、7月12~15日にイギリスで行われた、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで無人走行を披露しています。
この時は時速100㎞/hに近いスピードでの走行を披露したそうで、来る未来を実感したのではないでしょうか。
しかし2019年には有人走行も可能なDevBot2.0が登場。
やはり完全無人化は難しかったのか?
そして2020になった現在、あらたなロボレースの情報はなく…いったいどうなってしまったのか…?
2021年にフルシーズンで行うと発表されてはいましたが…難しそうですね。
すごく奥まできているディフューザーがホットウィールの裏側で確認できます。
せっかくの未来を感じさせるデザインのロボカー。
是非ロボレースをフルシーズンで行ってほしいですね。
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