RE雨宮 X-RESPONESE-7 FD3S
RE雨宮X-レスポンス7です。
ロータリーといえばRE雨宮。そしてRX-7チューンといえば名の挙がるチューニングショップです。
そのRE雨宮の東京オートサロン2018でのメイン展示が、この雨宮ブルーに塗られたFD型RX-7です。
FDも登場した1991年から大分経過していながらまだまだ現役。
デザイン的には未だ通用するとはいえ、さすがに最新技術と照らし合わせると古さは否めない。
そこでRE雨宮ではFD型RX-7に最新の技術、特に空力面を投入して蘇らせようと開発したのがこのRE雨宮X-レスポンス7です。
チューニングカー部門・優秀賞を受賞したRE雨宮Xレスポンス7。
とくに手を入れたのはフロント周り。
GTマシンのノウハウを盛り込んだエアロパッケージ。
フロントから入った空気の流れを吸気用のエアクリーナー後方へ抜くルーバーと冷却用にラジエーター、インタークラー後方へ抜くためのルーバーを分けることで、空気の流れを効率的にしています。
さらに重量配分を追及し、エンジンのマウント位置を後方へオフセット。
更にローマウントすることで重心を車の中心に近づけ、重いものが低い位置になる最適な状態にしているといいます。
そのエンジンは13Bロータリーのサイドポートチューン。
GCGギャレットのTO4Zタービンで過給して500馬力を発生しています。
TO4Zはビッグシングルなのでノーマルエンジンで回すのは厳しいのですが、ポート加工やECUのノウハウのあるRE雨宮のチューンでキッチリ回して500馬力。
そしてオーバーフェンダーはスーパーグレッディ3キットをベースにしたワンオフということで片側+3cmの張り出しとなり迫力があります。
リトラクタブルライトを廃止しスリークライトを組み込むのもRE雨宮ではお馴染み。
マフラーもワンオフながら出口はRE雨宮お馴染みのドルフィンテールマフラーが装着。
昔、カーサンの仲間のFDがRe雨宮のドルフィンテールマフラーを装着していて、馴染み深いマフラーです。
彼のは触媒ストレートだったため停車していると道路が黒くなっていったのを思い出します。
今回のRE雨宮Xレスポンス7のエアロは各所にルーバーが設けられ空力にこだわっているのが良く分かります。
このキットは型から作っていないということで、ワンオフ仕様。
市販化は難しいようです。
FD使いのオーナーは市販を望むでしょうね。
それでは、RE雨宮Xレスポンス7を詳しく見てみましょう。
RE雨宮 X-RESPONESE-7 FD3S 前
フロント部分はスリークライト部分まで一体成形のようです。一瞬車種不明に見えますね。
RE雨宮 X-RESPONESE-7 FD3S 前
RE雨宮 X-RESPONESE-7 FD3S 前
サイドビューはFDと分かるデザイン。リアフェンダー後方の大きなルーバーがカッコイイ。
RE雨宮 X-RESPONESE-7 FD3S 前
RE雨宮 X-RESPONESE-7 FD3S 前
リアウィングはGTタイプ。スワンネックやシャシーマウントなどと比べると大人しめ。
RE雨宮 X-RESPONESE-7 FD3S 前
RE雨宮 X-RESPONESE-7 FD3S 前
Vマウントされたラジエーター&インタークーラーと後方にローマウントされたロータリーエンジン。
RE雨宮 X-RESPONESE-7 FD3S 前
展示の関係でリアビューが撮影できませんでしたが、フェラーリ488イメージのワンテールです。
RE雨宮 X-RESPONESE-7 FD3S 前
後方は4ローターのD1マシン。お姉さんが人気でこの状態で写真を撮れたのは最後にもう1度立ち寄ったとき。
2台並んで撮影できてヨカッタ。
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